トキを焼き鳥に・・・
東京中央郵便局の建て替え のニュースは
ずいぶん前に少しだけ報じられていましたが
結局、工事は始まっています。
大きな時計の針が外されていました。
一見ただの改修工事のように見えますが、裏に回ると・・・
既に建物が削られています。
これから先、どこまで壊されていくのでしょうか。
表の【顔】だけ残して、背後に30階を超えるビルが
きっとここに建つはず。
この事案が取り上げられた時、総務大臣の某氏が
『トキを焼き鳥にして食べるようなものだ。』 と
なかなかナイスな喩えで批難されていましたが
【顔】 だけ残して建て替えて
以前の趣は残しますよ、という事、、、。
食べるまではしなくとも
さながら 『トキを剥製にして、残してみました~v(^-^)v』
とでもいったところでしょうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・ヽ(`Д´)ノ・・・ソウイウモンダイジャナイダロ~!
と言ったところで、もう既に事は進んでいます。
やはり東京という都市は
成長はするけど、成熟は出来ないんだなぁ。
※今更ですが※
日本建築学会では
『 国指定の重要文化財の水準をはるかに超える価値がある 』
という内容の保存の要望書を提出していたそうです。
現場のすぐ目の前では
東京駅を建設当時の姿に戻そうという工事が進行中。
なんとも皮肉な風景です。