あめゆじゆとてちてけんじゃ
私は 【詩】 というものに全く知識も興味もないし
大正時代の文学についても全く無知。
ですが、宮沢賢治の書いた
という詩だけは何故か知っていて
どうしても忘れる事が出来ません。
雪と水のまつしろな二相系をたもち
すきとほるつめたい雫にみちた
このつややかな松のえだから
わたくしのやさしいいもうとの
さいごのたべものをもらつていかう
天から舞い落ちる美しい雪を
最後の食事に取ってきてほしいと兄に頼むとし子。
若くしてこの世を去ったのは無念でしょうが
こんな清々しい最期を迎えたのなら
少しは幸せだったかと思います。
この雪はどこをえらばうにも
あんまりどこもまつしろなのだ
あんなおそろしいみだれたそらから
このうつくしい雪はきたのだ
明日の朝、関東地方は雪模様となるそうです。
寒いのがキライ・雨もキライ、
そして都会に降る雪はもっとキライな私にとっては
まさに地獄のような朝ですが
少し早起きして、この雪を眺めてみたいです。
果たして宮沢賢治が詠んだような
美しい景色と映るでしょうか。
そうはいかんだろうなぁ・・・。