旧東京音楽学校奏楽堂 ~その①
今更ですが、夏に見に行って来たこの建物をご紹介。
旧東京音楽奏楽堂。
明治23年創建の国の重要文化財。
いかにも明治の洋館という佇まい。

ガラスも古い物を使っているようで
歪み具合がいい感じ。
2階にある音楽ホールの窓のカーテントップ。
こちらは移築前のホールの様子。
そしてこれが現在。
ステージの袖まで窓があるなんて、とても変わった造り。
ステージ中央には日本最古のパイプオルガンが。
初代の物は震災で壊れてしまい、これは昭和3年に寄贈された物だそうです。
ざっと見ても高さ3メートルはあると思います。
そしてスゴイ風格。
いったいどんな音が・・・?
シャンデリアは創建当初あった物を復元したようです。
この空間にとても合ったデザイン。
同じくホールの天井に付けられた、恐らく空調の吹き出し口。
可愛らしいモチーフで型抜きされた鉄板で出来ているようです。
こういう所にも気の利いたデザインがされているのは
今の建物ではまず期待出来ません。
他にもご紹介したいポイントが随所にあったのですが
長くなるのでまた今度。。。