上野公園探索③ ~対決-巨匠たちの日本美術~ | I'm just on the line!

上野公園探索③ ~対決-巨匠たちの日本美術~


※一部誤字がありましたので再度アップします。



前回スルーした東京国立博物館で開催中の特別展、


『対決-巨匠たちの日本美術』 を観に行った。



会場は、敷地奥にある『平成館』。




どうしても以前から観たかった絵が出品されると聞いて(しかも展示期間は27日まで!)


急いで観に行った。







観たかったのはこれ。


<国宝> 長谷川等伯(はせがわとうはく) 『松林図屏風』 右隻   ※もちろん会場には左隻も展示されている※





随分前、朝日新聞の日曜版で紹介されていたのを観てから


何故だかとても好きになってしまい、いつか本物を観たいと思っていた。


なかなか行けずにいたのを今回、やっと果たす事が出来た。





息子を亡くした(←ライバルの狩野派に暗殺されたとも言われる)等伯の怒りと悲しみが、


400年近く経った今でも画面から溢れ出て来てる気がした。



ただ観れば地味~な水墨画なのだが、、、、自分は初めて対面して少し涙が出た。







同時代を生きた、同じジャンルの作家同士の、『対決』というスタイルの展示は


日本美術にはまったくのシロートの自分でも、充分に楽しむ事が出来た。





それぞれの『対決』を、少ない作品で違いを特徴的に分かり易く展示されているので


飽きる事無く楽しめる。





一番最初に観に行こうと思ったきっかけは

このインパクト大のポスターを駅で見たから。




この企画展は小難しいウンチクはほとんどなく、


むしろ一部ユーモアを交えて作品が紹介されている。


なのでコドモでもOK!かもよ。






<重要文化財> 長沢芹雪(ながさわろせつ) 『虎図襖』
・・・この絵なんて、ちょっとマンガっぽくてカワイイ、なんて言ったら怒られるだろうか。




円山応挙(まるやまおうきょ) 『猛虎図屏風』

なんとこの絵、作者の応挙は本物の虎は見ずに、ネコと虎皮の敷物を元に描いたという。

オシリを向けているヒョウは、当時“メスの虎”という事になってたというエピソードも面白い。





会場で観て、気に入ってしまったのはこの絵。


<重要文化財> 雪村周継(せっそんしゅうけい) 『呂洞賓図』

16世紀の作品が、自分にはとてもポップに見えた。






こういう人気ある特別展では結構会場内も賑やか(いや、というか、、、う、うるさい・・・)になるので


最近は音声ガイドを借りるようにしている。


古川登志夫氏・小林清志氏・野沢那智氏などなど、テレビでもお馴染みの豪華布陣。

詳しくは写真をクリックすると鮮明に読めると思います。

今回は、それぞれの作品のナレーションを、全て違う声優さんが受け持っている。

これもなかなか聴き応えがあり楽しかった。






この特別展の会期は8月17日まで。


最後の1週間だけ、あの『風神・雷神図』が展示される。




俵屋宗達が描いたこの作品と、これを模写した尾形光琳の作品との比較展示される。




・・・お盆休みの最中、めっちゃ混み混みになるのわかってる。


そんな中、行けるわけないじゃん!と思ってるのは私だけではないはず。






もうちょっと長くやってくれていると嬉しいのだけど。


したら、もう一回観に行ってもいいかも、と思っているのに。