暗い家へようこそ
明るいのがいいか、暗いのがいいか。
性格ではなく、照明の話。
普通、みんなどうやって照明器具を選ぶんだろうか?
以前、住宅の内装打ち合わせの仕事をしていた時、
クロスやフロア・建具の色などは 『モデルハウスと同じでよい。』 と言われる事はあったが、、、
照明器具をモデルと同じで、、、と言われた事は、あまりない。
モデルに付いてたやつが趣味と合わないから???
いやいや、そうではない。
ほとんどが、モデルハウスには昼間訪れる事が多いので
周囲が暗い中で照明が点いている状態で、モデルを見る事が無いからではないだろうか。
***とある都内の物件のHPより写真を拝借しました***
最近はこの写真のように、ダイニングのペンダントを多灯吊りしたいという人は多い。
ペンダントは目に付き易いから、きっと印象に残るのだろう。
これを付けているダクトレールにスポットライトを足すと、さらに面白い演出が出来るのだが、、、
ハウスメーカーでお家を建てる方、もしくは新築のマンションを買おうとしている方、
どうか一度、夜のモデルハウス(ルーム)を見て欲しい。
少しは見方が変わるかもしれない。
“明るい時に見た格好良さ”だけで判断するのは危険。
『明るい』・『暗い』 の判断基準は個人によって大いに異なる。
自分はこれで充分、と思っている明るさが、皆がそう思うとは限らない。
それでもそろそろ、照明とは『空間全体を明るく照らす物』、という意識を少しは捨てて見てもらいたい。
家は会社や学校、もしくはコンビにではないのだから。
あんな明かりでくつろげるなんて、誰が見ても思わない。
