CRASH
ずいぶん前に既に観ていたが、最近思い出して観なおした。
よく考えたら、これも一昨年のアカデミー作品賞受賞作品。
別に受賞作を狙って観てる訳ではないのだが、、、
我々が最も鈍感な、人種差別がテーマの映画。
半ばいいがかりの様な状況で
“黒人”の彼女は自分の夫の前で
“白人”警官に体を不要に触られる辱めを受けるが
翌日、彼女は交通事故の現場でその警官に助け出される。
その彼女の心の葛藤が観ているほうを切ない思いにさせる。
店が荒らされたのを彼の仕業と思い込み、
復讐を図る“ペルシャ人”の雑貨屋の主人。
このシーンはペルシャ人の娘が父親が銃を撃つ事を案じ、
空砲を銃に仕込んでいたので事なきを得る、観ている方もちょっと救われるシーン。
しかし、映画はアンハッピーエンド。
この他にも、中国人やメキシカンなど、それぞれが違う人種、
違う立場の人間がストーリー上で絡み合う。
アメリカに限らず、人種差別はどこにでもある。
だが、スポーツや芸術の世界では人種という隔たりはなく
優れたパフォーマンスをする人は、そのパフォーマンスの内容だけで評価されている。
このギャップは何なのだろう、と
こういう映画を観るといつも疑問に思う。

