私は小学生の頃からラジオっ子で、色んな音楽に触れてきた。
ラジオっ子だったからこそ、憧れのセカオワとも出会った。
その他にもたくさんのバンドに出会った。
こういう界隈を所謂、「邦ロック」と言うのだが、邦ロック好きの人なら共感してもらえるだろうか。
邦ロック好きは普段から音楽のことを考えて、邦ロック好き同士で語り合う。
みんながみんなではない。
しかし、基本的には好きなバンドのライブやロックフェスに足を運ぶことにお金と時間を費やす。
私もその1人である。
ライブやフェスに行くと、目の前でエネルギッシュなパフォーマンスを見せてくれるバンドマン。
生で見るからこそ、彼らのカッコ良さは何倍も何十倍もカッコ良く見える。
こういったことを無意識に友達に話してきたために、私はバンドの類が好きな女の子として認知された。
ただ、友達からは
「バンドはカッコイイけど、バンドマンと付き合ったりしちゃダメだよ」
と口を揃えて言われる。
確かに、世の中でのバンドマンに対する意見は賛否両論。
「あのバンドの○○は女たらしだ」といったマイナスな意見はよく聞く。
私もわからないでもない。
バンドマンというのは人の前に立つ職業で、色んな人からの視線を浴びる。
大抵のバンドのフロントマンは顔立ちも良くて、甘いマスクで女の子を魅了しているように思う。
それがひとつの武器ではあると思うし、生まれ持った顔だからイケメンならその顔に誇りを持つべきだと思う。
ファンの女の子たちはそんな彼らに叶わぬ恋心を抱いている。
妄想が激化してしまうパターンも少なからずある。
そういう人からすると、大好きでたまらないバンドマンに彼女がいるとわかれば、かなりの嫉妬をされるだろう。
もはや嫉妬どころではないかもしれない。
バンドマンの彼女がファンから嫌がらせを受けるという事例はこういうことだ。
それと、音楽業界に入れば芸能界とも関わりを持つだろうし、そういった業界の人たちも恋愛もできる。
つまりは、バンドマンの彼が可愛い芸能人に惚れてしまえば、一般人の彼女は捨てられてしまうだろうという事例も起こり得る。
みんなが言いたいのは、「バンドマンと付き合うのはリスクがあるし、幸せにはなれないよ」ということ。
それを私は幾度と言われてきた。
でも、今更の話だと思う。
なぜなら、私も一応、バンドマンだ。
名が知れてなくてもバンドをやっていれば、誰しもバンドマンであり、たとえ超人気のバンドマンでも肩書きは同じミュージシャンだ。
つまりは同業者だ。
だから、「バンドマンと付き合うな」という忠告は私には無力だと思う。
なぜなら、同じバンドマンだからだ。