バンドに加入して初めて音合わせをした時

「私の出した音が混ざりあってる!」

と素直に感じたのを思い出した。

上手い、下手など関係なくて。


まだ私たちはコピーをすることぐらいしかできないし、メンバーも集まりきっていない。
バンドとしての一歩を踏み出せてるようで踏み出せてないようで…

これに至っては焦ることは必要ない。
自分たちらしくやればいい。

今はSEKAI NO OWARIの「死の魔法」をコピーしている。
私とリーダーがセカオワ好きというのが大きい。
それにしても選曲が渋いと思われるが、私も大好きな曲だ。
セカオワの楽曲に関しては昔からずーっとスコアを読み込んで、バカみたいに音源に合わせて弾いてきた。
だから、セカオワの曲を弾くことに関しては自信はある。

でも、バンドをやる限りコピーだけで終わるわけがない。

オリジナルの曲を作っていくわけで、出来たメロディーに伴奏をつけていく作業とこれからお付き合いしなければならない。


一種の不安が後をつけてくる。


私は音大生ではない。

ずっとピアノは習ってきているし、最低限の知識はあるが、曲作りのノウハウなどは皆無に等しい。

もちろん、世の中のバンドマンの人が全員音大生なわけじゃないし、みんな趣味で始めた音楽の延長線上に今がある。

それなのに面白くて楽しい音楽を作っていて、その能力はどこから湧いているのだろうといつも気にしてしまう。

私が深く考えすぎなのだろうか…?


とにかく、今の私に必要なのはとにかく「ピアノを弾く技術」と「音楽に対する知識」。


思い付いたフレーズがあっても、技術が足りなければ弾けないってこともある。


初心に戻る気持ちで過去の教則本を取り出す。



私の経験値は今どれだけあるのだろう…。



そんな思いを胸に毎日鍵盤に向かう。



メンバーの夢を共に叶えるには、私の経験値をあと数倍上げないと。



私の戦いはまだまだ続く。


いや、一生続くんだ。