春高予選の白鳥沢戦。白鳥沢の監督鷲匠先生の

セリフも面白いし、字幕の翻訳も面白かったのでご紹介します。字幕を読んで吹き出してしまいました。アニメの字幕翻訳の質は常に高いとは限りませんので、このようなナイス訳を発見するとうれしいです。

 

原文: 「見合いするなら、女とやれやぁぁぁぁ!」

英訳: 「If you are gonna stare at someone, at least stare at a girl!」

 

バレーボールでお見合いと言うのは、二人の選手の中間くらいにボールが来て、どちらか取るか躊躇しているうちにボールが床に落ちてしまうことです。

 

英訳を再び逆に和訳すると「見とれるならせめて女にしとけ!」 

 

原文も相当笑えます。鷲匠先生は途中まで日向に意地悪なので、正直あんまり好きではないですが、こういうセリフはなかなか出てきませんよね。まあ、politically incorrect感は満載ですが。きっと古舘先生が選手だったころに母校の監督さんが仰ったセリフが面白くて覚えていらっしゃったのかもしれませんね。

 

ちなみに、監督の怒りの矛先である五色選手(直線的なおかっぱが印象的な1年生エース)が、「あ、はい!」と答えてチームメートの笑いを誘っている点もさらに笑えます。英訳は確か「Yes, sir!」だったと思います。