シンガポール 多民族国家 留学・起業・就職にお勧め [記事・長文注意報] | IT知識をHip Hopで覚えyo!

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多民族国家 シンガポールパンダ

シンガポールは多民族国家!!!移民沢山!!!
アジアの移民が集まってる感じですね。
というかASEANの縮図を見てる様な気がします。

1年半、カナダのトロントにも居たので、この移民感は似てるな~って感じがします。
トロントは白人をベースにした移民国家。
シンガポールは華人をベースにした移民国家。
って感じで、面白いです。

ちなみにトロント情報。
ちょー移民国家でwikipediaさん曰く(人口動勢の欄)
「トロントは国外で生まれた移民の割合がマイアミに次いで世界で2番目に多い都市となっており、マイアミでは移民の出生地の多くはキューバや他の南米諸国であるのに対し、トロントは一つの国や文化が圧倒的な割合を占めることがなく多様性に富んでいる。」
との事です虹

9.11以降、アメリカは移民を受け入れることに消極的になっているので、実質世界で一番の多民族国家はトロントじゃないか。と思っておりました。(アメリカは人種のるつぼって言われるけど、メキシコ系の移民が多いので、多種多様か?といったらそうでもない気がします。アカデミックな分野ではアジア系の移民とか偏りがあるし。まぁNYとかサンフランシスコは別格ですけどね)

だから、移民受け入れ・多民族都市という観点では、トロントさんすごい!!!と思ってました。
カナダの金融センターやし、都市として発展してはるし、移民を受け入れるための行政デザインとかしっかりされてるわ~!!!トロントさんサイコー雪って思ってましたが、シンガポールはんもすごいパンダ


シンガポールには約530万人しか住んでいませんが移住者の4分の1が外国籍だそう。
といっても、永住権を持った外国人(外国籍でない外国人)も沢山いるので、純粋なシンガポーリアンは半分くらい。でしょうか。多分。
凄い事ですよね。
国民の半分が外国人ですよ?
移民都市(シンガポールさんとかトロントさん)にいると普通の事なんですが、日本では考えられないと思います。ね。マジで。

(ちなみにTipsです!
 華人と華僑について!
 華人:シンガポーリアンは"華人"です。
 定義は:中国籍を持たず永住している中華系のシンガポール人
 華僑:中国籍を持ち海外に移住している中国人のことを”華僑”といいます☆)


言語について
公用語が4つあります。
英語
中国語
マレー語
タミル語

じゃあ実際みんな何語で喋ってるの?というと、「英語」です。
次いで「中国語」もかなり使われています。
どういった所で使われているかというと、アジア人っぽい顔の人同士が喋ると、中国語を使う事が多いです。
(アジア人っぽい顔:インドもマレー系もアジアなので、定義があれですが、中国・日本・韓国・モンゴル・台湾・香港・シンガポールとかの顔の人。モンゴリアンと言えばいいのかな?華人?)

あと、それほど英語が巧くない。
ただ、年齢層が下がるにつれて英語はうまくなります。
若い人ほど英語の教育を受けているので。
(インドも同じでしたね、大人より幼稚園児の方が英語が巧かった)
またビジネスや教育の度合いが高くなるに連れて、英語が巧くなります。
しかも「アメリカナイズ」な英語を喋るシンガポーリアンが増えてきます。

それでも、街で使う英語としては、みんなシングリッシュ喋ってるって感じですね。
でもなんか良かったです。なぜかというと、自分が日本で知り合った20歳くらいのシンガポーリアンはバリバリの「American English」を喋っていて、もう若い世代では「Singlish」は絶滅モグラしたと思っていたので。
全然そんなことありませんでした。
シングリッシュはなんか愛着あります。
アジア人の英語って感じで。だから無くならないで欲しい。でも何言ってるか分からないけど。

Singlishについて
シングリッシュとは何か:シンガポール訛りの英語です。
なぜ訛ってるのか:マンダリンベースの英語だからです。
どんな特徴があるのか:語尾にLahとか付きます。あと、"Can"をやたら使います。単語も難しい単語使わないし、表現もAmerican Englishとかとは違います。比較的、易しい単語を使ってます。
その沿革
独立した50年前からシンガポールの公用語は英語なのですが、それらを話しているのは大方中国ルーツの方々です。だからほぼ全員が英語に加えて、マンダリン(中国の公用語)も話すのです。というか、マンダリンが母国語の人が英語を喋ってる▶︎からシングリッシュになる。のです。

また、シンガポールのマンダリンは、「単語のぶつ切り」の様な会話の仕方で、コミュニケーションの仕方も単語のぶつけ合いです。
前置きの長い・丁寧語が発達した日本人とは全然違います。
まぁそういったマンダリンをベースに英語を喋るので、中華訛りに加えて英語も単語のぶつ切りで喋ってきます。なので、何言ってるか全然分からない時があります。
まぁでもですね、シンガポーリアンで、自分と同世代以降の人の英語は分かり易いです。シンガポール訛りが強い人以外、分からないことはないのですが、高齢になればなるほど分かりません。

はぁ、トロントで中華系の移民のおばさんに切れられたことを思い出します。
([wo shu]と言っていたので、なんだろう 中国語の「我?」と聞こえていたのですが、wash「洗え!」と言っていた。という。)

英語を学ぶ環境、英語で働く環境として
ビジネスの場では
例えばトロントで英語が多少しか話せないなると、ビジネスでは絶対に相手にされないし、就職しようとしたら面接で落とされます。まぁそれゃ当たり前っすよね。だって、日本で日本語が喋れない・他に有効な言語が喋れない外国人を採用しますか?っていう。

一方でシンガポールは、ビジネスの場でも言語に対してもかなり寛容です。
まぁみんな英語完璧じゃないので。それが普通。って感じです。
でもアメリカ・カナダは違いますよね。
ビジネスの場で英語が喋れなかったら異星人扱いです。基本は、無視されて終わりです。

なので、英語が足りない人がビジネスをしにシンガポールに来るのはかなりアリです。
ですが、英語を本気で学ぼうと思ってる人にとっては、最高の場所。とは言えないと思います。アメリカで無視されながら懸命にそれでも喋りまくる。方が精神的に辛いですけど、得るものはあると思います。

まぁシンガポールは初心者でも暮らしやすいと言えると思います。
例えば移住先としてシンガポールを真剣に考えたとき、外国暮らし初心者で英語がいまいちでも暮らしやすいのではないかと思います。

多様性への寛容
様々な人種・様々な宗教
シンガポールには多くの人種・宗教・言語があります。
人口における比率で言うと
華人(中華系)が76.7%
マレー系が14%
インド系(印僑)が7.9%
その他が1.4%となっている。

ちなみにトロント by Wikipedia
トロント都市圏の人種別構成は2006年国勢調査では下記の通り。( )内はトロント市内
白人:56.6%(52.6%)
南アジア系:13.5%(12.0%)
中国系:9.6%(11.4%)
黒人:6.9%(8.4%)
フィリピン系:3.4%(4.1%)
中南米系:2.0%(2.6%)
西アジア系:1.5%(1.7%)
東南アジア系:1.4%(1.5%)

海外から仕事や旅行で来る人も多いから、街で会う人はますます多様になってます。
テレビをつければマンダリンのテレビ局、英語のニュース専門チャンネル、インドの人たちが出ているドラマが普通に放送されています。
普通に日本語喋ってるCMとかも放送されています。
これ分かるの日本人だけじゃん。と思いながら見てます。
でも皆うまく共存してる。ってのが凄いですよ。犯罪率も低いですし。

宗教も仏教、道教、イスラム教、キリスト教、ヒンドゥー教などが並存しています。
1年中様々な宗教のお祭りが行われ、それぞれが尊重されてます。
その日は国民の祝日としてお休みになっているほど!あと投票日もね☆

異文化教育の場として
だから、シンガポールでは色んな事が体感で分かるんです。
様々な人種の人、その人達の立ち振る舞い、それぞれの人が帰依している宗教について・・・
ゴーストmonthではチャンクをずーと念じてる人がMRTの中に居たりとか(スマフォでそういうアプリを使ってやっていたので、宗教サイドのアプリへの歩み寄りもすげーなと思いました)
それぞれの独自性や特徴を学ぶことで、自分の考え方が広がるし、またそうしていかないとこっちでビジネスができないですし、する意味もないと思います。
でもここでそういった多様性を学ぶ事は、これから発展するASEAN事情と相まって、必ず自分の未来をよりマシにしてくれるものだと信じています。

平和を維持してきた歴史
シンガポールは犯罪率低いし、うまくやってると言っても、やっぱマイノリティーへの差別とかはありますし人種間の壁もあります。
それでも平和を維持してきた胆力が凄いですよ。これ、日本もぜひ外交政策とか移民政策に活かして欲しい。
シンガポールの歴史
少数民族であるがゆえにマレーシアから分離の途を選ばざるをえなくなり、独立国家シンガポールとして分離・独立したのが50年前。
ポルトガルに侵略されて、
イギリスに植民地化されて、
太平洋戦争時には日本の植民地支配を受け「昭南島」となり
(ちなみに、日本は現地の人に人気がありますが、この時代の事を”良し”とするシンガポーリアンは自分の認識だと皆無です。悲惨な経験だったが忘れてくれた。という感じでしょうか。)
終戦後、マレーシア連邦になり
1965年8月9日にマレーシア連邦から追放される形で都市国家として分離独立。
その後、リー・クアンユーのスーパー胆力による今日迄の繁栄。
その間、大きな戦争に関わる・巻き込まれる事無し!
それゃそうっすよね。シンガポールが多国と仲良くしないでどうやって生きていけるのか。と。
日本と同じ境遇なんですよ色々。自国でエネルギーとか自給しきれないとことか。

人材について
世界から優秀な人材が集まるASEAN憧れの国ブタネコ
・トップ企業がトップ人材を求める場所・その沿革
古くから物流ハブとしてアジアの中で位置づけられていたシンガポールさまラーメン
独立以降、ASEANの金融センターを目指して成長してきました。そして世界中からトップティアの企業がASEAN地域のヘッドクオーターを設置するようになっていった経緯の中で、高度人材がシンガポールに集まるようになりました。
世界の先進国の中でも、安く抑えられている累進所得税率も、高度人材には魅力です。
場所を気にしないで働ける人。(最近はノマドとか嘯かれていますが、いえ、否定派ではないですけど)為替ディーラーやデイトレーダーとか、プログラマーとかパソコン一つで仕事が完結するような人のような、物理的な所在地を選ばない職業であるならば、安全・便利なシンガポールは魅力的な環境です。(でもかなりの高所得者で、税金とこっちのバカ高い生活費を天秤にかけて、税金でしょっぴかれる分の方が日本では高いぜ!って人しか来れないと思いますけど)

自分を売り出す最高の地
シンガポールにやってくる金融系の外国人ディーラーや、雇われの高給CEOたちは、『プロフェッショナル』契約。
1年、1ヵ月が結果成果を問われる感じです。
成功報酬も含めると、極めて給与のブレ幅の大きな職務となります。
彼らは結果が出なければ即解雇。そう言った意味では、実力社会が実現している国なのです。
その一因が、再三言っている、低く抑えられた最高税率と言っても良いでしょう。
日本だと年収600万から年収1000万円になっても、手取りは大きく変わらない。税金にもってかれる。と、高給取りの人たちがぼやいてました。

wikipedia引用 日本の所得税
速算控除額一覧表(平成27年分以降
課税される所得金額 税率 速算控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超え 330万円以下 10% 97,500円
330万円を超え 695万円以下 20% 427,500円
695万円を超え 900万円以下 23% 636,000円
900万円を超え 1,800万円以下 33% 1,536,000円
1,800万円超え 4,000万円以下 40% 2,796,000円
4,000万円超 45% 4,796,000円

シンガポールはもっと低いです。最高で20%(2017年度から22%)です。
日本との対比表が、安定のシンガポールまみれにありましたのでどうぞ。
今日もシンガポールまみれ


なので、ASEANの高度人材はシンガポールで働いた方が得なんです。がんがん売り込んできます。面談してると、凄い人が山ほど来ます。日本では転職市場に顔を出さないであろうレベルの人たちです。ですが、シンガポールで雇う側もそれを心得ています。
世界最高峰の優秀な人材を確保できるチャンスがシンガポールにはゴロゴロあるということを。・・・。ごろごろにゃーにゃー
シンガポールは今まで自分の価値を高めてきた世界の人材が、キャリアをさらに高めるべくチャンスを掴みに来る国なのです!!!!! でも、おれみたいなそーじゃない人もいるにゃん!!!

つっこみお待ちしておりますにゃーしっぽフリフリしっぽフリフリパンダぶーぶー