いんたくんのブログ

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海外不動産を扱かってます。
こちらのブログでは成長国フィリピンやセブを中心とした、不動産情報などをアップしていきたいと思います!よろしかったらお読みください^^

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日本では当たり前と思っていたことがフィリピンでは非常識だったり、その反対で日本では非常識だと思っていたことがフィリピンでは至って普通。なんてことは良くあります。
もちろん、フィリピンだけではなく、他の国へ行った際も同じ。
各国異なった風習・文化がありますよね。

そこで今回は、そんな日本人から見た「フィリピンに来て驚いた、これぞ文化の違い。」を多岐に渡って紹介したいと思います。
思う存分驚いて、その驚きを快感に変え、ぜひともドーパミンを分泌して小さな幸福感に包まれてください。


1.【誕生日は自分から祝いに行く!】
日本だと、自分の誕生日は友人・家族・恋人から祝ってもらう(ごちそうしてもらう、プレゼントをもらう)のが普通ですよね。ここフィリピンでは全くの逆です。
自分の誕生日は全て自分が計画を立て、思い通りにするのです。費用も自分持ち。
自分の誕生日を自分が一番に祝ってあげる、そのために人を呼び、人を喜ばせる。それが結果的に自分の喜びにつながる。
これ、凄く良い習慣だなと私は思いました。
ちなみに誕生日の1週間前からスタートします。

筆者の体験談:
フィリピンの文化に習い、1週間前から自分の誕生日祝いをスタート。
誕生日当日に近づくに連れて少しずつテンション・特別さを上げていけば良いものを、1週間前の初日から張り切ったもので、誕生日当日はすっかり寝ていましたね。
不慣れな日本人には、ペース配分・自分の体力をしっかり考慮する必要があります。


2.【夏休みに宿題が無い!】
フィリピンはご存知の通り南国の島で常夏、季節は雨季・乾季の2種類。
常夏の中でも、夏はきちんと存在し、4~5月が夏休みです。
そんな夏休みの間、学生には宿題が無いというのです。
そう、自由研究より自由なのでした。
ただ、義務教育は幼稚園が1年、小学校が6年、高校が6年。合計で13年。
実は、日本より4年も長いんです!


3.【ハロウィーンは先祖と一緒にお墓で一泊!】
ハロウィーンといえば、日本ではすっかり『仮装パーティ』として定着し、東京の渋谷・六本木での様子は、国内外のニュースやネットでも取り上げられるほどの大盛況っぷりですね。
しかし、フィリピンでは一味違うのです。なんと、先祖(家族)の眠るお墓に夜な夜な出向き、テントを張って一夜を過ごすのです。
これだけ聞くと、なんとも薄気味悪く思うかもしれませんが、そうでないのがフィリピン式。
まず、墓地が国立公園かと思うほどだだっ広く、それぞれのお墓とお墓の感覚も広いのです。そのため、テントも家族全員が寝れるほど大きく、家庭によっては2つ、3つ。その他、イスにテーブルに、調理器具にスピーカー。まるで野外パーティ。
屋台も軒並みズラリ。そう、野外パーティ。
このようにして、先祖と一緒に楽しい時間を共に過ごし、また、自分たちの元気な姿を見せることで供養になるのです。
ハッピーハロウィーン!


4.スーパーマーケットでは買い物中に商品を食べても良い!
これ、盗み食いじゃないの?と思うでしょう。いえいえ、もちろん後でレジにて支払いです。レジに通す前でも、食べたり飲んだりしてもオッケーという意味なのでお間違えのないように。
このシステムの利点は、買い物中にあれやこれや商品を眺めているうちに、『これおいしいのかな?でも試しに買っておいしくなかったら嫌だな。』なんて思ったときに、小さいサイズのもの(安いもの)だったら、試しに食べて、おいしかったら欲しいだけ購入ということができますよね。

筆者の体験談:
瓶に入った牛乳を飲んで、その空瓶をレジで通したさいに、瓶が透明だったため、なんとレジがバーコードを読み込みません。スタッフが何度やっても牛乳瓶は知らん顔。スタッフは困惑顔。しばし無言、時間が止まる。(ああ、盗み食いの容疑で捕まってしまうのか。強制送還されてしまうか。ああ、志半ばでフィリピン生活が、『喉が渇いたからスーパーで支払い前の牛乳を飲んだ』という理由だけで終わってしまうのか、、)そんな思いが脳裏をよぎり、あたふた、じたばたした挙句、バーコードの番号をパッパと手動で打ったところで会計終了。


5.路上の売店でツケができる!
今日の日本ではあまり見かけなくなりましたが、フィリピンには【サリサリストア】といって駄菓子屋さんのような小さな売店が至るところにあります。例えば1つの通りに4つもサリサリストアがあったりもします。
そこでは、お菓子はもちろん、調味料・洗剤・化粧品・生理用品・インスタントラーメン・卵・缶詰め(魚、肉)・お酒・たばこ・氷など、様々な日用品が1回分の量から手に入ります。
そのサリサリストアではツケ制度があるのです。
日本でツケと聞くと、会社の上層部の人が会社名義で後に請求ができる場合、「ツケで。」とか、慣れ親しんだ、通いつめた飲食店などで特別扱いされるような人が、「ツケで。」なんてのを見聞きしますが、サリサリストアでは、ご近所さんだとわりとツケができるそうです。
もちろん、初めて訪れたサリサリストアではできないので、既に顔見知りで、お互い名前も知って世間話をする間柄になってからにしましょう。


6.どこでも歌っちゃう!
ショッピングセンター、銀行、レストラン、コンビニなど。様々な場所で歌っている人を目にします(耳にします)。これ、歌っているのはお客さんではなく、店員・社員さんです。
みんな楽しく仕事をしています。
カラオケも日本と真逆で、お店でするのではなく、自宅でするのが一般的です。なのでよく近隣のお家からマイクを通して歌声が聞こえてきます。一般的に歌が上手いので、夜は子守り歌として聴きながら眠りにつくこともできますよ。

対処法:
一緒に歌えれば歌う。ただ不慣れな日本人にとっては高等技術。なので、笑顔で見守る、もしくは小さく拍手ぐらいが納まるところ。

筆者の体験談:
ナイトクラブへ行った時、エントランスでばったりフィリピン人の友人と会った際、Kiroroのベストフレンドを熱唱されました。ワンコーラスきっちり歌いきってくれましたよ。エントランスのセキュリティでさえもノーガードで見守っていました。
そのあと、クラブで彼がノリノリで踊っていたのはご想像の通りです。



このように、国が違えば当たり前のように文化・常識も異なりますね。
日本人は世界レベルで見ると、小さな島国の独自の文化をもった人たち。というイメージがあると思います。
常識というのは所詮はただの言葉なのではないでしょうか?
できるだけ主観を捨て、物事を客観的に見れる習慣がつけば、より多くの物事に興味が湧き、国際感覚というものが養えるのだと思います。