インテルメッツォの尾形です。マッサン、いよいよ面白くなってきましたね。エリーちゃんも相変わらずかわいいス(玉山はハグやめよう)。
さて今日はドラマに出てくる「太陽ワイン」についてお話します。
「太陽ワイン」は1907年に鴨居(鳥井信治郎)が開発した「赤玉ポートワイン」のことです(今は「サントリー赤玉スィートワイン」という名前で売られています)。鳥井商店は1899年の設立ですが、ポートワイン発売前にも「向獅子印甘味葡萄酒」という葡萄酒を売っていました。
では、「向獅子」とポー...トワインは何が違うかというと、味もさることながら斬新なネーミングや販売手法でした。
その頃の葡萄酒業界では東京の「蜂印香鼠葡萄酒」が圧倒的な売れ行きを示していました。向獅子印といい蜂印といいどれも勇ましい名前が当たり前の中にあって「赤玉ポートワイン」とはいかに斬新で洒落た名前だったことか。ドラマの中で鴨居はエリーちゃんに香水の瓶を前に「この中でどっちが好きや」と訊くシーンがありますが、鳥井は最新の流行やデザインにとても敏感でした。ラベルの大きな赤玉もスペインワインのラベルの小さな赤玉を参考に、日の丸、太陽と葡萄酒の赤を大胆にデザインしたもので、当時は画期的なものでした。大胆かつ繊細、鳥井は経営者として卓越したセンスを持っていました。
「向獅子」は主に中国人に売られていましたが、新商品は日本人向けとして全国的に売っていきたいという鳥井の野望がありました。だから宣伝を積極的にやる必要がありました。発売時に新聞広告を出したのも当時としては画期的、後に「滋養になる一番よき天然甘味薬用葡萄酒!!赤玉ポートワイン」と謳い、医者の有効証明を付けて宣伝したりもしました。今では考えられませんけどね。
そして極めつけがドラマにも出てきた日本初のヌードポスターです。
時代は大正、ヌードポスターなど考えられない時代の中にあってこの芸術性!これはドイツで開かれた「世界ポスター展」で1等になった伝説の企業広告なのです。その後各社が真似たけれども、どれも風俗取締法に引っかかってしまいました。このポスターは考えに考え抜かれた渾身の一枚なのです。
鳥井自身に天才的な写真や芸術のセンスがあったわけではありません。鳥井は広告の力をよく理解していたし、時代の先も見えていました。だから片岡敏郎という有能な人財(宣伝マン)を森永製菓から引き抜いた。西川きよしが「あの大将はな、これぞという人財をどんどん引き抜く。有名な話や」と言っていましたね。
鳥井はずば抜けた突進力をもった経営者だったのです。
さて、そんな鴨居(鳥井)を前にマッサンはこれからどうするのでしょうか(続きはCMの後で!ってこれNHKでしたね(^_^;)。
さて今日はドラマに出てくる「太陽ワイン」についてお話します。
「太陽ワイン」は1907年に鴨居(鳥井信治郎)が開発した「赤玉ポートワイン」のことです(今は「サントリー赤玉スィートワイン」という名前で売られています)。鳥井商店は1899年の設立ですが、ポートワイン発売前にも「向獅子印甘味葡萄酒」という葡萄酒を売っていました。
では、「向獅子」とポー...トワインは何が違うかというと、味もさることながら斬新なネーミングや販売手法でした。
その頃の葡萄酒業界では東京の「蜂印香鼠葡萄酒」が圧倒的な売れ行きを示していました。向獅子印といい蜂印といいどれも勇ましい名前が当たり前の中にあって「赤玉ポートワイン」とはいかに斬新で洒落た名前だったことか。ドラマの中で鴨居はエリーちゃんに香水の瓶を前に「この中でどっちが好きや」と訊くシーンがありますが、鳥井は最新の流行やデザインにとても敏感でした。ラベルの大きな赤玉もスペインワインのラベルの小さな赤玉を参考に、日の丸、太陽と葡萄酒の赤を大胆にデザインしたもので、当時は画期的なものでした。大胆かつ繊細、鳥井は経営者として卓越したセンスを持っていました。
「向獅子」は主に中国人に売られていましたが、新商品は日本人向けとして全国的に売っていきたいという鳥井の野望がありました。だから宣伝を積極的にやる必要がありました。発売時に新聞広告を出したのも当時としては画期的、後に「滋養になる一番よき天然甘味薬用葡萄酒!!赤玉ポートワイン」と謳い、医者の有効証明を付けて宣伝したりもしました。今では考えられませんけどね。
そして極めつけがドラマにも出てきた日本初のヌードポスターです。
時代は大正、ヌードポスターなど考えられない時代の中にあってこの芸術性!これはドイツで開かれた「世界ポスター展」で1等になった伝説の企業広告なのです。その後各社が真似たけれども、どれも風俗取締法に引っかかってしまいました。このポスターは考えに考え抜かれた渾身の一枚なのです。
鳥井自身に天才的な写真や芸術のセンスがあったわけではありません。鳥井は広告の力をよく理解していたし、時代の先も見えていました。だから片岡敏郎という有能な人財(宣伝マン)を森永製菓から引き抜いた。西川きよしが「あの大将はな、これぞという人財をどんどん引き抜く。有名な話や」と言っていましたね。
鳥井はずば抜けた突進力をもった経営者だったのです。
さて、そんな鴨居(鳥井)を前にマッサンはこれからどうするのでしょうか(続きはCMの後で!ってこれNHKでしたね(^_^;)。

