ビジネスNGワード お客様に「○○○○○○」 | 渡邊優子のハッピーワークスタイル

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ワークスタイル・アドバイザー

マナー講師の渡邊優子です http://intermanner.com/

あるイベント会社の社長のおはなし。
イベント会場に発注元の年上の方(イベント会社からするとお金を払ってくれる会社=お客様です)が視察にこられた時におっしゃいました。
「あ、○○部長! ご苦労様です」

笑顔がいい。元気で明るい。テキパキ動く姿が、好印象。
しかし!挨拶の文言が間違っています。残念(-.-)



「ご苦労様」は労働などで自分に奉仕してくれた人に対して労をねぎらう言葉なので、目上の方に使ってはいけません。
上司はもちろん、お客様に対して使うなど言語道断。先方は「ん?あれ?俺の方が身分が下か?」とお感じになったに違いありません。
あ、因みにこのイベント会社、2011年の震災不況で潰れました。笑えない・・・。

もちろん、たかが「ご苦労様」だけで会社が潰れたわけではありませんが、一事が万事。こういった上下関係をおろそかにする傾向が随所に見られ、例えば、お客様企業の方と一緒に食事に行っても真っ先に上座に座ったり、私との雑談の中で「客なんて上手くおだてておけばいい」と言ったり、顧客企業のA営業へ行って「御社のB営業所の人間が・・・」と発言したり、問題はたくさんありました。



この例を見てわかるように、「ご苦労様」の使い方だけが間違っていて、他はきちんとしているという可能性は非常に低いのです。つまり、この一言を使っただけで、お相手はその方の仕事に対する姿勢を見透かします。



小さなことと馬鹿にせず、シーンに合わせて「おはようございます」「お疲れ様です」「お世話になります」「ありがとうございます」などのビジネスOKワードを使い分けましょう。


20代、30代の方が間違いを起こさない最も簡単な方法は「ご苦労様」を一切使わないようにすること。例えば宅配便のお兄さんにも、部下や後輩にもです。
私は40代ですが実践中です。オススメですよ(^^)