マナー講師の渡邊優子です http://intermanner.com/
「けん」と「つま」。なんて微妙で、どうでもいい着眼点 笑
しかし、よく混同される「刺身のつま」と「刺身のけん」を一度整理しておきます。
つま=褄(端)
お刺身に添えられているものの総称。
ワカメ、シソの花(ピンク系の紫色、稲穂状に花がつく)、菊の花(タンポポに似ている)、紫芽(むらめ 濃い紫のごく小さい植物、シソの双葉)などのほか、わさびも含まれる。
けん=剣
つまの一種。大根、にんじんなどを細く切ったもの。
微妙に違いますね(^^)
さて、お刺身を食べる時は「つま」をなるべく一緒に召し上がってください。
それぞれに解毒、抗菌、免疫力アップ、体を温めるなどの作用があり、生の魚と一緒にいただくことは理にかなっています。
とはいえ、けん以外は小さすぎたり、飾りだと割り切っていたりして、食べるのに抵抗がありますね。そんな時、しょうゆの小皿に入れてしまうことをオススメします。
紫芽はそのまま、菊は花びらを、シソは花をちぎって入れると見た目も美しくなりますよ。