渡邊優子のハッピーワークスタイル

渡邊優子のハッピーワークスタイル

ワークスタイル・アドバイザー

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こんにちは(^^)
ワークスタイル・アドバイザーの渡邊優子です。
http://intermanner.com/

 

6月といえば建築業界では「安全大会」のシーズン。

今年もあちらこちらの企業様にお伺いし、安全講話をさせていただいています。

 

さて、お話しする内容でリクエストが多いのが「安全はコミュニケーションから」と言うテーマ。

 

ザックリいうと、自分から一声かけるだけで人間関係が良くなったり、信頼関係が築けたりして、ひいては安全につながっていくというお話です。

 

 

 

さて、話は変わって、、、昨日、大阪では大きな地震がありました。

お亡くなりになった方々にはご冥福をお祈りいたします。

また、被災された方々にお見舞い申し上げます。

 

私の住む中央区では目立った被害はなかったものの、1995年の阪神淡路大震災以来の大きな揺れを感じましたし、食器が割れたり、マンションのエレベーターが止まったりしました。

 

揺れがおさまった後、まずは、テレビをつけて情報収集しながら、家の中の状況とライフラインを点検し、バスタブに水をため、家族の安否確認をし、揺れを感知して停止したガス給湯器を復旧して、一段落。

次にちょっと考えてから、同じマンションにお住まいの一人暮らしの初老の女性のお宅を訪問しました。

 

ご不安ではないだろうか、お困りのことはないだろうか。

 

普段は挨拶をして一言、二言お話しする程度の仲なので余計なお世話かもしれないと思いながらやっぱり気になったので、思い切って「ピンポン!」

 

するとその女性、やはりご不安だったようでとても喜んで、涙ぐみながら「ありがとう、ありがとう」と言ってくださいました。

あ~、来て良かった(^^)

 

 

 

話は戻って「安全はコミュニケーションから」。

私と初老の女性は、エレベーターでご一緒するとお互いに声を掛け合い「こんにちは」「お先にどうぞ」「暑いですね」などと話していました。

それがあるからこそ緊急時に訪問しようと思ったわけです。

これがもし、挨拶もしないような関係しか構築していなければ、絶対に訪問はしていません。

初老の女性の立場で考えると、普段から声を掛け合っていたからこそ、緊急時に「ちょっとした安心」を得ることが出来たのです。

 

今回は「安全」ではなく「安心」を得ていただきましたが、工事現場においては、危険なときや、普段と違うときに一声かけてもらえるかどうかは、「安全」に大いに関係があって、命に関わる場合もあるのです。

つまり、普段のコミュニケーションが少なからず「安全」と繋がっていると私は思います。

挨拶でも、雑談でも、昼食のお誘いでもかまいません。是非、周囲の方に一声かける習慣をつけてみてください。

 

どうぞ本日も「ご安全に!」