チャオ、インテル
セリエA第12節インテル対アタランタ戦が行われた。
スターティングメンバーは以下の通り。
1 ハンダノヴィッチ
4 サネッティ
6 シウベストレ
8 パラシオ
14 グアリン
19 カンビアッソ
21 ガルガーノ
22 ミリート
40 フアン
55 長友
99 カッサーノ
インテルは基本4-3-1-2システムでトップ下にカッサーノを置く布陣。
前半。
インテルは立ち上がりに失点。
そこから反撃に出る。
カッサーノと長友の左サイド、グアリンやカンビアッソ、パラシオらが中央からアタランタのディフェンスを崩しにかかる。
決定機を何度も迎えるが決め切れない。
ミリート、カンビアッソ、パラシオ、カッサーノがそれぞれシュートチャンスを得た。
たびたびカウンターを受けるも、なんとか凌ぐ。
40分、ガルガーノの縦パスからカッサーノ、パラシオ、ガルガーノ、カッサーノと繋いで最後は浮かしたボールにパラシオが頭で合わせてゴールに迫るチャンス。
これはGKに阻まれたがもっとも大きなチャンスだった。
前半、攻撃については流動的で見応えがある内容だった。
ガルガーノの走り込みやグアリンのサイド突破も光った。
一方、守備では相手のミスに助けられる場面が何度もあり、ハラハラする内容だった。とりわけその危険な場面にシウベストレが苦しんでいるように見えた。
フアンについては失点以降はまずまずの出来だった。
後半。
カッサーノを起点に素早いパス交換で何度も攻め込む。
55分。
パラシオとの1、2でグアリンが中央突破を図ると、相手のファウルを誘ってFKを獲得。
グアリンが自ら強烈な直接FKをぶち込んで同点に追いつく。
しかしそのわずか5分後。
60分に再びリードを許す展開に。
飛び出した相手に長友が食らいついたが、クロスボールを防ぎきれずにゴール前でフリーのモラレスに逆転弾を許した。
さらに5分後、66分。
裏を取られたシウベストレがエリア内でのモラレスとの1対1で苦し紛れのスライディングタックル。
PKを献上。
3-1。リードを広げられる。
その後もシウベストレはミスを連発。
エリア内でクリアミスを犯すなどこれまで改善が見られない。
73分にインテルはカンビアッソに替えてアルバレス、カッサーノに替えてペレイラを投入。
長友は右サイドバックへ。
ミリートを中央、パラシオを右、アルバレスを左に並べる3トップで反撃を試みる。
アルバレスの強引な突破などでリズムを掴めず、79分にはサネッティとリヴァヤを交代。
ミリートがキャプテンマークを託される。
アルバレスはこの交代によってトップ下へ。これによりボール離れの悪さは改善された。
残り10分で2点差。インテルは後がない。
85分。
ガルガーノがエリア手前から粘ってパラシオへスルーパス。
角度のないところからパラシオがゴール右隅にシュートを突き刺した。
これで1点差。
ロスタイムにインテルは数的有利のチャンスを得たが、猛攻空しく笛は鳴った。
久々の敗戦にショックだ。
メディアはこぞってシウベストレをワースト選手に選んだ。
チームで最も評価の高かったのはグアリン。キレのある動きで存在感大。
次いでパラシオ、フアン、ガルガーノといったところか。
畏れ入るが個人的に10点満点で点をつけてみる。
ハンダノヴィッチ(5.5)
サネッティ(5.0)
シウベストレ(1.0)
パラシオ(6.5)
グアリン(7.0)
カンビアッソ(5.5)
ガルガーノ(6.5)
ミリート(4.0)
フアン(6.0)
長友(5.0)
カッサーノ(6.0)
↓途中出場
アルバレス(2.0)
ペレイラ(3.0)
リヴァヤ(-.-)
ストラマッチョーニ監督のコメント
「すべての試合に勝てるというのは考えられないことでしたのでね……… 守備でいくつかの不注意がありましたが、インテルは高いリズムをキープして、常に危険なプレーを仕掛けました。我々の勢いを止めるような敗戦ではありません。前を向いて堂々と進みましょう」
サネッティのコメント
「両チームにチャンスがあった試合だったね。アタランタはいい試合をやったし、僕らはこの結果を受け入れなくてはいけない。向こうに苦戦を強いられた場面もあったことは認めるよ。しかし、僕らはうまく反撃することができたんだ。コンシーリがナイスセーブを連発したというのがあるね。こちらの流れにあった時に、向こうに2点目と3点目のゴールを決められてしまったのが残念だった。まあ、こういうこともサッカーの一部なんだし、僕らの歩みは何も変わらないさ。PKの場面で主審は何て言ってたのかって?ファウルと見たと言っていたね。僕と“マティ”(シルベストレ)は、明らかにボールに行ったことを主張したけど、レフェリーとしては判定を変えるわけにはいかなかったんだろう。あのPKで3-1のリードを手にしたアタランタはゲームをコントロールしようとした。でも、こっちの2点目が生まれて、そこから僕らは必死にドローに持ち込もうとしたんだけど、結局同点ゴールは生まれなかった」

