「おれ、窃盗やってた」
いいんだよ。
「わたし、援助交際やってた」
いいんだよ。
「おれ、イジメやってた」
いいんだよ。
「わたし、シンナーやってた」
いいんだよ。
「おれ、暴走族やってた」
いいんだよ。
「わたし、リストカットやってた」
いいんだよ。
「おれ、カツアゲやってた」
いいんだよ。
「わたし、家に引きこもってた」
いいんだよ。
昨日までのことは、
みんないいんだよ。
子どもの過去なんてどうでもいい。
今もどうでもいい。
大事なのは、
時間がかかってもいいから、
誰かの助けを借りてもいいから、
自分自身の意思と力で、
幸せな未来を作っていくこと。
そのためには、
とにかく生きてくれさえすればいい。
生きれば生きるほど、
子どもたちは誰かと出会いながら、
どんどん学んでくれるはずだから。
どんな子どもに対しても、
まずは彼らの過去と今を認めた上で、
しっかり褒めてあげてほしい。
よくここまで生きてきたね、と。
生きてくれさえすれば、
それでいいんだよ。
by「夜回り先生」水谷修
