「学校、行きたくない」
この言葉を子供に言われるとドキッとします。
どうしたんだろう
何があったのかな
仕事あるのに、困ったな
どうしよう…
あぁ、自分の心配するなんて罪悪感
こんな思いが一瞬のうちに
脳内を駆け巡ります。
「学校、行きたくない」
お子さんがそう言ったら
まず言ってあげてほしい言葉があります。
「家にいたらいいよ。」
この一言。
もちろん、お子さんが未就学児だったり
小さすぎて仕事もあると
一人ぼっちにはできないかもしれません。
私はこの一言に救われました。
小学校6年生のある日
学校に行けなくなりました。
登校時間になると
おなかが痛くて、苦しくて。
でも、「学校に行きたくない」
この一言が言えなくて
3日間「おなか痛い」と言い張って
学校を休みました。
3日も続くとさすがに親も気づきます。
「本当はどうしたん?」
そう言われて
泣きながら本当のことを話しました。
学校に行けないこと
行かなきゃいけないと思うけれど
行けないこと
その時に母が言ってくれたのが
「ほんなら家にいたらいいやん。」
私はこの一言にすごく救われました。
学校に行けない自分は社会不適合者で
家にいちゃいけない
学校に行かなきゃいけないのにって
思いつめていたから。
え?家にいてもいいの?
と体の力が抜けたのを今でも覚えています。
自分が不登校になったのをきっかけに
スクールカウンセラーという職業を知り
小学生の頃から、心理学の本を読み漁りました。
そして大学では
スクールカウンセラーになるために
教育人間学を専攻。
学校に行けない子が通うフリースクールで
インターンもしていました。
そんなフリースクールでのある日。
一緒に勉強しながら
たくさんおしゃべりをして
楽しそうに帰っていったA君。
次の日にフリースクールに来ると
目を合わせてくれず
「おはよう!」って言っても
「・・・」
「どうしたん?なんかあった?」
と聞くと
ぽつりぽつりと話してくれたのが
「おかんに学校行けって言われた」
「いつまで家にいるんやって」
「学校に行かなあかんのわかってんねん」
A君があの時の私と重なりました。
そして感じたのが
スクールカウンセラーとして
学校を変えるより
家を変える方がいいのかも
ということ。
学校という環境を変えようと思うと
スクールカウンセラー1人がどんなに頑張っても
教育現場はそうすぐには変わりません。
スクールカウンセラーさんが
どんなに話しを聞いてくれても
クラスメイトもの目も怖いし
先生と話すのもしんどいと思うのです。
そんな学校からのアプローチより
家を変える方が簡単にすぐできるんじゃない?
そんな思いが芽生えてきました。
家はね
自分が動けば
その日からすぐ変えられるから。
私達は人間は
安心できる
↓
人とのつながりを感じる
↓
認められる
この3つの状態になると
変わりたくなります。
つまり
新しいことに挑戦したくなるんですね。
この挑戦までを含めた
安心、つながり、承認、挑戦
これがそろって安心感になります。
家の中で
安心、つながり、承認は作ることができます。
すると
お子さん自身に
「変わりたい」という思いが
自然に生まれてきます。
不登校も色々あると思うし
親の思いも色々あると思うけれど
まずは最初の安心を作る
「家にいて大丈夫だよ」
を伝えてあげてほしいと思います。
安心できる居場所を作る。
そこから
新しいチャレンジができるサポートをする。
これが私の仕事です。
安心、つながり、承認の環境を作りたい
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