今回は、リビングのインテリアコーディネートにまつわるお話です。

リビングは、家族が交流するための場所です。

言わば家の中でもっとも社会的な空間なので、誰か一人の個性でインテリアを固めてしまうと、その家の家庭運が下がります。

風水的にも雰囲気的にもあまり良いとは言いがたいので、家族の中に「わたしはこういうインテリアじゃなきゃダメなの」とわがままを言い出す人間がいる場合は、「リビングはそういう場所ではない」ということをまず理解させましょう。

リビングを雰囲気良く仕上げるコツは、【無個性】にすることです。

家庭という小さな社会の中には、青が好きな人も居れば、ピンクが好きな方もいることでしょうし、とにかく個性が入り乱れています。

そういった個性をリビングのインテリアで発揮してしまうと、そのリビングからは家庭に必要不可欠な【協調性】という要素が著しく欠落してしまいます。

リビングはあくまでも個性を抑えてコーディネートし、薄茶色や濃い茶色、クリーム色や白などの色で統一すると、一人一人が過ごしやすくなるので、リビングはなるべく無個性に仕上げましょう。

一人暮らしの方の場合も、リビングを個性的な色にしてしまうと飽きやすいので、飽きない色で統一することをおすすめします。