ダイニングは、人の出入りが最も多くなるポイントです。

【動線】が多くなりますので、人と人とが快適に動き回れる空間づくりをしていかなければなりません。

【動線】というのは、人が動く時にできる線のことを指します。

この動線が複雑になればなるほど、空間の快適度は低くなるので、動線が多いポイントにある阻害物は、意識的に取り除いていかなければならないのです。

もし、ダイニングにテーブルを置くのであれば、ダイニングから壁までのスペースは最低でも【120cm】空けておきましょう。

ダイニングの範囲が狭かったとしても、空間を120cm空けてさえおけば、人と人とが快適に行き来することができます。

逆に隙間が60cmもないとなると、その空間には必ず、ストレスが生じてくるので、家族の多い家庭は特に、気をつけるようにしましょう。

また、ダイニングは【人が集まり、くつろぐ為の空間】です。

奇抜な色合いにしてしまうとリラクゼーション効果が失われるので、できるだけ茶色や白などの無難な色で統一するようにしましょう。

一人暮らしのワンルームや、子供部屋などは奇抜な色味で個性を出しても良いのですが、たくさんの人が出入りする空間で個性を発揮してしまうと、客人などがリラックスできなくなりがちです。

客人の多い家では、ダイニングで過ごして貰うことも多い筈なので、気をつけるようにしましょう。


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