本日はウォレスノコギリです。
エリトラに乗るクリーム色の差し色が綺麗なプロソポコイラス。ハルマヘラ島産。
ウォレスはブリード復帰の始めころから累代しており、細々と血を入れ替えながら早10年ほどでしょうか。
出回っている産地もハルマヘラ島オンリーで混ざる心配もほぼ無く、持っている方も多いでしょうから絶えることは無さそうです。
最近はWDの入荷も一定数ありますしね。ちょっと高いけど。
ウチで続けているラインはCBF4となり、CBF5の幼虫がポツポツと採れ始めています。
サイズ狙いで意図的に添加を高めたボトルに投入した幼虫からは羽化不全が見られますが、低添加のエサを喰わせている個体は不全も無く、キレイに羽化しているのでF4・F5くらいでも血の入れ替えは不要と思います。
ノコギリは元の親が同じでも、途中で枝分かれさせて3世代後くらいに戻すとかなり違うと感じています。
これは他の種でも同じことが言えるんでしょうけど、ミヤマやフタマタでも(不全率やサイズの改善を図る意味でも)有効であると考えています。
まぁ、元の親が同じであればF1になるということでは無いでしょうし、辿った先が同じ♂♀であれば、F1表記はしません。
なので今年はちゃんとした血の入れ替えをするため、3月にむし社さんでWDのウォレスペアを購入。
CB個体から考えれば、小さくてもお高いのは仕方なし。
標本には興味がないので、B品大好きです。
うーん、小さい(笑)
直ぐにセットを組みました。かなり軽いですが、持腹狙いで♀単セットです。
ケースに加水したホダ木+産卵一番のオーソドックスなセット。
そこまで抱えるつもりもなかったので、M材1本で小ケースです。
この後は材を完全に埋め込んでいます。
ゼリー切れに気を付けて定期的にケースの底を確認していましたが、なかなか幼虫の姿を確認出来ませんでした。
その頃の倉庫の温度は20度程度だったので「少し低いよなぁ、ブリ部屋へ移動させようか」と思っていた6月初旬、底に幼虫が見え始めました。WDペアを購入しても、絶対に追い掛けをしない派なので、持腹産卵成功ということで。
で、割り出し慣行。やっぱり少ない。
WD購入の意図はWF1の♂が欲しいからなので、羽化してくるのは全部♂でもいいくらい。
ペア取りできればWF2も考えようかなと。
幼虫は800ボトルに栄養フレークを詰めたもので、羽化までこのまま22度管理です。
800×1本でも72mmくらいのはコンスタントに出るので、あまり難しく考える必要も無いかなぁと。
WF1とCBF5の羽化後にペア組する個体を選別して、サイズ狙いでブリードしてみます。
ウォレスノコギリ・・・美しく癖のない良いムシですよ。



