ヴィエートと関孝和 | 数学美術館 

ヴィエートと関孝和

こんにちは。パーソナル数学コーチの八田陽児です。


今年の4月から高校で数学を教えることになりました。

今は数Ⅰの授業準備を楽しんでいます。


さて、高校の数学の教科書には、たくさんのおもしろい数学の話が載っています。

マニアックなことを難しい言葉や数式を用いずに書いてあるコラムは、なかなか楽しいです。もちろん数学教師が補足すればもっと楽しいのでしょうね!


さて、私が今年使用する教科書において、最初の章のコラムでは、この数学者が紹介されていました。


ヴィエートと関孝和


ちなみに数Ⅰの最初の章は、


整式(多項式などの展開や因数分解)

実数(√や有理化など)

集合

理論(必要十分条件や対偶など)

背理法


などの単元を学びます。


さて、このコラムではなぜヴィエートと関孝和を紹介していたのでしょうか?




最初読んだ時、私は「???」でした。


そもそもヴィエートって聞いたことあるけれど、何をした人だっけ?

「+」を作った人だったかな??


などと思っていました。

(+を作ったのはドイツのヨハネス・ウィッドマン、オランダのファンデル・ホェッゲだそうです。参考:超面白くて眠れなくなる数学




で、ヴィエートをググってみて分かりました。


そうだ、この公式を考えた人だった!!!



数学美術館 -pie vieto

(見にくくてすみません)


円周率でした!


関孝和も円周率を求めた人でした。




ということは、教科書を作った人は実数の単元に思い入れがあったのかな???


確かに実数の単元はおもしろい話が満載ですからね( ゚∀゚)ノ


集合について「ラッセルのパラドクス」をコラムに書かなかったのかな~。