【オススメ数学本】音楽と数学の交差
こんにちは。パーソナル数学コーチの八田陽児です。
数学と音楽好きにはたまらないタイトルの本が出ていました!

「おもしろくて眠れなくなる数学」「雪月花の数学」などで有名な、サイエンスナビゲーター桜井さんの本です。
桜井さんの本は、数学のロマンを感じずにはいられない素敵な本ばかりです。
この「音楽と数学の交差」という本は、数学者である桜井さんと音楽家である坂口さんという方の対談(?)から生まれたそうです。
神のつくった世界の調和を知る者という記事でも書いたことありますが、かつて数学や音楽は知識人の教養でした。
この本によると、
昔のギリシャ人は(今では数学という意味の)マテーマという学問を「数」と「量」に分けたそうです。さらに、その「数」と「量」において、
・静止している数を扱う科目=数論(算術)
・運動している数を扱う科目=音楽
・静止している量を扱う科目=幾何学
・運動している量を扱う科目=天文学
としたそうです。
う~ん、なんて美しいジャンル分け!!!( ゚∀゚)
ですからこの本は「静止している数」と「運動している数」を書いている本ということですね。
音楽と数学の関係性や、数学の神秘をコラムに分けて書いてあるので、読み切りでとっても読みやすかったです。
私が気に行ったフレーズは対数(logarithms)の語源!
ネイピアが考案し、まとめあげた対数ですが、ネイピア自身がlogarithmsと名づけました。
その由来は、
LOGOS=神の言葉
ARITHMS=数
だそうです!
ネイピアが対数に見出した世界。そしてその世界を発見した時の感動。それが伝わってくるエピソードだと思いませんか?(^ ^)
数学と音楽好きにはたまらないタイトルの本が出ていました!

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「おもしろくて眠れなくなる数学」「雪月花の数学」などで有名な、サイエンスナビゲーター桜井さんの本です。
桜井さんの本は、数学のロマンを感じずにはいられない素敵な本ばかりです。
この「音楽と数学の交差」という本は、数学者である桜井さんと音楽家である坂口さんという方の対談(?)から生まれたそうです。
神のつくった世界の調和を知る者という記事でも書いたことありますが、かつて数学や音楽は知識人の教養でした。
この本によると、
昔のギリシャ人は(今では数学という意味の)マテーマという学問を「数」と「量」に分けたそうです。さらに、その「数」と「量」において、
・静止している数を扱う科目=数論(算術)
・運動している数を扱う科目=音楽
・静止している量を扱う科目=幾何学
・運動している量を扱う科目=天文学
としたそうです。
う~ん、なんて美しいジャンル分け!!!( ゚∀゚)
ですからこの本は「静止している数」と「運動している数」を書いている本ということですね。
音楽と数学の関係性や、数学の神秘をコラムに分けて書いてあるので、読み切りでとっても読みやすかったです。
私が気に行ったフレーズは対数(logarithms)の語源!
ネイピアが考案し、まとめあげた対数ですが、ネイピア自身がlogarithmsと名づけました。
その由来は、
LOGOS=神の言葉
ARITHMS=数
だそうです!
ネイピアが対数に見出した世界。そしてその世界を発見した時の感動。それが伝わってくるエピソードだと思いませんか?(^ ^)