大学入試問題で語る数論の世界 | 数学美術館 

大学入試問題で語る数論の世界

こんにちは。


パーソナル数学コーチの八田陽児です。



ロマンチック数学ナイトの次の日、やっぱりおもしろい数論をもっと勉強しようと本屋さんで本をあさっていたら、こんな素敵な本を見つけました!!




大学入試問題で語る数論の世界 (ブルーバックス)
清水 健一
講談社
売り上げランキング: 10209



大学入試で出題された問題には、数論の深い話に結び付けようとしているものもあります。

例えば、このコラッツの問題は2011年度のセンター試験に出題されました。

素数、完全数、メルセンヌ数、黄金数、フィボナッチ数列、ゼータ関数までもが大学入試問題で形を変えて出題されています。

ただ大学入試対策をするのでなく、大学入試問題から数学の深さを学ぶことができます。これらの問題を通して、数学の美しさを生徒に教えられる先生がいてほしいですね。

数学の先生をされている方には、ぜひ一読して頂きたい本です。