トランプを使った不思議なマジック | 数学美術館 

トランプを使った不思議なマジック

こんにちは。

パーソナル数学コーチの八田陽児です。


数学を用いたマジックはたくさんあるそうです。

あるマジシャンとお話した時、こうおっしゃっていました。


「なぜそうなるかは分からないけれど、そうなるんです。」


こういう場合はタネも仕掛けもないと言えるのでは!?




さて、そんななぜそうなるかよく分からないマジックをご紹介します!



トランプ52枚(ジョーカーなし)を1つ用意してください。


あなたは相手にシャッフルをしてもらってから、適当に9枚のカードを机の上に置きます。(相手に選んでもらっても、あなたが選んでも、上から取ってもかまいません。)


相手にその9枚から1枚選んでもらい、こちらに見えないようにして覚えてもらいます。


選んだカードを残りの8枚の上に乗せ、返してもらいます。


あなたの持っている52-9=43枚のカードをその9枚の上に乗せます。


ここであなた(もしくは相手)が以下のようなルールでカードを4つのグループに分けます。


・カードを1枚ずつ表に返しながら、10,9,8,7・・・と逆順に声に出して数えていきます。


・声に出した数字とカードの数字が同じになったら、そこで1つの山とします。


・残りのカードで同様のことを行ないます。


・もし10から1まで数えても同じにならなかったら、この山のカード(10枚)を伏せて、手元から1枚をこの伏せた10枚の上に伏せて置きます。その11枚を手元のカードの山の上に乗せて、そして再度10,9,8、・・・と数えながらカードを置いていきます。


・このようにして4つの山を作ります。



さて、4つの山ができた時、その一番上のカードをたしあわせます。


たしあわせた数字の分だけ、残りのトランプから順にめくっていくと・・・





ひぃぃ~~((;゚Д゚)ガクガクブルブル