すべての説明は端的にできる!!
こんにちは。
パーソナル数学コーチの八田陽児です。
浪人時代、ある物理の先生に出会いました。
それまで物理は偏差値が45ほどで、物理好きなのにテストの点はいつも悪かったのです。(ブルーバックスは大好きで、相対論や量子論の本をいつも読んでいました。)
しかし!
その物理の先生の授業を受けてから、成績がみるみる上がり・・・
2か月で偏差値45から75までUPしました!!!
その方法は・・・
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はい、これは実話ですので、ちゃんとお話しますm(_ _)m
その物理の先生は服部嗣雄先生という方で、大阪北予備校という予備校で授業を受けていました。(服部先生についてはこちら に詳しく載っていました。かなりの有名人なのですね!)
『難問題の系統とその解き方』という30年以上続く受験物理問題集の大ベストセラーを書かれた方です。
その先生の授業は非常に分かりやすく、何よりどんな難しい問題も簡潔に数式がまとめられているのです。
私は物理が苦手でしたが、その授業の板書を丁寧にノートに書きなおし、行間を服部先生お手製の参考書(手書き参考書)をくまなく読みながら理解していきました。
難しい問題では、理解するのに1日かかることもありました。
しかし、端的にまとめられているものを自分の中で完全に理解できると、あとはどんな問題でも解けるようになったのです。
難しい問題がこんなにシンプルに解けるんだ、と分かったときの感動は忘れられません。
数学もこれと同じだと思います。
論理的に展開される物事は、端的に説明できるものだと思います。
逆にクドクドと説明されると余計に分からなくなります。
説明は理解をしていない人ほどいりません。
数学のある単元が全く分からない人には、説明はいりません。
(説明がいらない、というよりも説明なしで理解させることが可能といったほうがいいかもしれません。)
逆にほとんど理解していて、ちょっとだけ教えてほしい優秀な人に説明は有効だと思います。
逆説的ですが、これが本当の数学指導法だと思います。
「例題を指さす」「キーになる単語を発するだけ」・・・これくらい説明がシンプルなほうが、理解していない人には入りやすいものなのです。
極めていくと不要な力がいらなくなる柔道のようですね(^ ^)
ではどうすればそうなれるのか?それはあらゆる数学の問題を解き、あらゆる箇所でつまっている生徒を見て、知識・経験を積んでいくことでしょう。
服部先生は毎年あらゆる大学の赤本を解いているとおっしゃっていました。一流が一流たるゆえんですね。