(ベイズの定理)条件付確率問題 | 数学美術館 

(ベイズの定理)条件付確率問題

こんにちは。


パーソナル数学コーチの八田陽児です。


今回は「ベイズの定理」をご紹介します。




Aさんは忘れ物がひどくて、いつも何かをどこかに忘れてきます。


Aさんはチェロを担いで出かけました。



朝に長野駅前のマクドに行って朝マックをし、


次に駅前のおやき屋さんでおやきを買い物し、


次に平安堂で気になる本を立ち読みし、


それから練習場に向かいました。




練習場に着いたAさんは( ゚д゚)ハッ!っと気づきました。














「チェロがない・・・(゚Д゚;≡;゚д゚)」


チェロって大きいので忘れなさそうに見えますが、私もチェロを忘れて練習場にいったことがあります…。

無意識って怖いですね!












さて、Aさんが普段


・マクドにチェロを忘れる確率は1/5

・おやき屋にチェロを忘れる確率は1/10

・平安堂にチェロを忘れる確率は1/4


としたとき、平安堂にチェロを忘れてきた確率はいくらでしょう?










「?(´・ω・`)平安堂にチェロを忘れる確率は1/4って言っているんだから、1/4ではないの?」



と思われるかもしれません。





問題をよく見てみましょう!


「平安堂にチェロを忘れてきた確率はいくらでしょう?」


です。


上記の1/5、1/10、1/4は「普段(それぞれの場所において)忘れる確率」であり、忘れないで練習場に行けることもあります。


どこにも忘れない確率は・・・4/5*9/10*3/4=27/50です。

適当に決めた設定とは言え、半分ほどの確率でしか忘れないとは・・・。




しかし、今「どこかに忘れてきたことがわかっている」のです。


ですので、どこにも忘れずに練習場に着く確率は0になります。




すると、3つの場所で忘れてきた確率がこう計算できます。


それぞれの場所で忘れる確率は


・マクド:1/5


・おやき屋:4/5*1/10=2/25


・平安堂:4/5*9/10*1/4=9/50


マクド:おやき屋:平安堂=1/5 : 2/25 : 9/50=10:4:9


なので、平安堂で忘れてきた確率は


9/(10+4+9)=9/23


となるのです。






これがベイズの定理。


この問題では、「チェロをどこかに忘れてきたことが分かった」という条件がついたことにより、チェロを忘れずに練習場についた確率が0になりました。

ではどこに忘れてきたか?忘れる確率が元々の確率で按分されるというのが「ベイズの定理」です。


条件がつく前と後で確率が変わることがあるのですね。


<豆情報( ゚∀゚)>


●私は関西出身なのでマクドです。

●長野駅前にサンルートホテルという大きなホテルが出来ました。そこにできた「ふきっこおやき」さんはとってもおいしいです!毎日買ってます!

●長野駅前の平安堂は立ち読みもすわり読みもできます!ソファまでありますよ~。