感覚に頼らない!! 3つの箱の中身 | 数学美術館 

感覚に頼らない!! 3つの箱の中身

こんにちは。

数学学芸員のようじです。


感覚と数学は違うことがあります。


金融商品などでも感覚に頼っているとだまされてしまうこともあります。

厳密な数学で、しっかりと判断できる力を身につけていたいものです。




特に上質を求める知識人としては、低俗な詐欺には合わないようにしておきたいですね。








さて、今回ご紹介するのはとても有名な問題です。



アナタはある大会で優勝したので、プレゼントが贈呈されることになりました。


目の前には3つの箱が。


この中からどれかを選んで、その中に入っているものがもらえます。




3つのうち1つには賞金1億円が!

そして残りの2つには10円が・・・(´・ω・`)





アナタはある箱を選びました。




そこで司会がこんなことを言って来ました。


「私はどれが当たりか知っているのですが、あなたはその箱でいいですか?」


そしてアナタの選んでいない箱のうち1つを空けて見せて、


「これはハズレでした!!さて今、アナタが選んだ箱ともう一つ箱が残っています。今ならこちらに変更できますがどうしますか!?」


といってくるではないですか!??





一体あなたはどうしますか?


①このままの箱を選ぶ。

②もう一つの箱に変える。

③どっちも一緒一緒・・・






さて、どうしましょう。。。。