だまされないためのお金数学 解答2 | 数学美術館 

だまされないためのお金数学 解答2

こんにちは。

数学学芸員のようじです。


今回はセミナーの内容とかぶりますので、アメンバ限定記事です。


アメンバ限定記事といえども、素晴らしい内容のものではありません。

ただ限定記事と言うだけです・・・。







問題4)

ルーレットで赤か黒に賭けます。

もう1500回も続けて黒が出ています。

どうしますか?



①黒に賭ける

②赤に賭ける

③賭けない





答え③



1500回はちょっとおおげさでしたが、100回でもありえません。

ありえないというのは、日常的にということです。


確かに、数学的には1/2の1500乗の確率で起こりえます。

しかし、それは宝くじが続けて何度もあたるくらい稀なこと。


ここは数学的に考えるのでなく、常識的に考えてみましょう。


1500回も黒が出るということからこれは詐欺(ディーラーが色を作為的に選んでいる!?)と考えます。


ですから、「今回は100円賭けて、あたったら100万円当たりだよ!」と最高の条件を提示されても、この賭けに乗るべきでありません。

怪しいものは手を出さないことが一番ですね。




問題5)

キノという数字当てゲームがあります。

1から99までの数字を4つ選びます。

カジノ側が1~99の書かれたボールを選んでいき、一番早いターンで4つの数が揃った人が勝ちです。但し、複数人いるときは分配します。

このとき・・・



①すべて同じ確率だから、どれを選んでも一緒。

②実はお得な数字が存在する。

③お得な数字は存在しないが、損する数字は存在する。





答え③



これは①と思った方が多いのではないでしょうか?


確かに、1~99まで出る確率は同じです。


ですので、(1,2,3,4)と選ぼうが、(20、10、9、8)と選ぼうが、当たる確率は一緒です。


しかし・・・。






同時に当たった人が複数人いるときは賞金を分配する


というのがポイントなのです。





みなさんは適当に数字を選ぼうとすると、どう選びますか?


(19、80、8、14)


というように誕生日を選ぶ人は多いでしょう。(実際、多いのです。)





ということは・・・。



そう。よく選ばれる数字は選ばないほうがいいのです。

だって、当たったとき、他の人も当たってる可能性が高くなるのですから。




19はEvil Number(悪魔の数字)と呼ばれ、カジノ業界では嫌われているそうです。


スクラッチのくじなどでも、19は選ばないようにしましょう!












いかがでしたか?


今回の2問はそれぞれ、数学だけにとどまりませんでした。

数学だけで話をすると、現実味がなくなります。

我々はコンピューターではありませんので、数学の厳密性に人間としての柔軟性を取り入れられます。

だまされないためには、このバランスが大切だと思います。



ありがとうございました(^ ^)

ぜひセミナーに興味ありましたら、ご参加くださいね!