
岩井俊二監督作品『花とアリス』。
この監督さんの映画を観るたび、どうしてこんなに女優を綺麗に魅力的に映せるんだろうと思う。
美しい映像も音楽も、安心して楽しめる。
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主人公は二人の女子高生。
ちょっと強引ながらも一途で純粋な「花」を鈴木杏が、その親友でちょっと控え目ながらもモデルをめざす「アリス」を蒼井優が演じている。
花が憧れている先輩を、うまく恋人にするためあの手この手でアリスも協力するうちに、何となく微妙な三角関係になって…。
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オーディションで意を決してバレエを美しく踊る蒼井優、涙と鼻水でぐしゃぐしゃになりながら先輩に真実の気持ちを打ち明ける鈴木杏。それぞれの女優さんの輝く瞬間を見せたいがためにあるような映画だと思った。
岩井俊二監督作品独特に、少女漫画的繊細さで描かれた秀作。
絵コンテが、漫画コミックとしても売られていて立ち読みしてみたけれど、それにすごく忠実に映像化されていて驚いた。
学生時代の初恋を思い出したりするのが好きな人に、オススメ。