
映画『フィツカラルド』。1982年、西ドイツの作品。
初めて観たのは確か高校生くらい。深夜、テレビでやっていた。
不思議な魅力のある映画で、食い入るように観たことを思い出す。
一度しか観ていないのに、強烈に印象に残っていた。
先日、DVDを借りて数年ぶりに観た。
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主役は、南米のジャングル近くに住む背の低い男。
金髪で、常に真っ白なスーツの上下と、帽子をまとっている。
彼には、夢がある。
ジャングルの真ん中に、オペラハウスを作ること。
そのために彼は、船で山を越えることを決意する…。
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自分自身の夢のために、片っ端から他人を巻き込んで、挙句の果てには船で山を越えるなどという壮大なことを実現する。
この映画の監督は、こういう人なのかもなあと思う。
この映画で初めて知った主演のクラウス・キンスキーの怪演?名演?好演?が、目に焼きついている。
アマゾン川を下る船は雄大。
さらに、船で山を越すシーンは、ただただ圧巻。
ただお金をかけるだけでは、実現しないのではと思える、いい映画。
この主人公のことを、嫌いな人にはただの大迷惑な男なんだけど。