■防水の定義とは?
福島ラーツーの帰りの東北道で土砂降りの雨を走行したため、
ジャケット、グローブ、パンツ、シューズ、と
どれも防水機能を謳っているウェアがすべて浸水しました。
そこで防水機能の定義がどうなっているのか?調べてみました。
ツーリングで使用した防水ウェアがこちら。
■ジャケット:
RSタイチのRSJ707 モトレック ウインタージャケット
2018年3月購入。つまり6年間使用。
■グローブ
RSタイチのドライマスター ブリッツ プロテクション レイングローブ
2012年5月購入。つまり12年使用。(爆)
■パンツ
4D防水ストレッチ デニムパンツ
2023年2月購入。使用期間は1年チョイ。
■シューズ(上記画像にはありません)
RSタイチのドライマスターフィット RSS011
2022年7月購入。2年弱使用。
■各製品の耐水圧性能
まず、ワークマンのパンツは10000mmと表記されていますね。
またタイチのシューズは防水機能のドライマスターで、
耐水圧性能が10000mmでした。
一方でジャケットとグローブは発売から時間が経っているため、
耐水圧性能などの情報は見つけられませんでしたが、
両方ともタイチのドライマスター加工されています。
グローブは12年モノ、ジャケットも6年モノなので、
防水機能が落ちてもまあ仕方ないですが、
雨の浸水時間を考えるとジャケットの防水機能は、
たぶん10000mmのような気がします。
一般的にバイクの場合はどの程度の耐水圧性能が必要なのか?
調べてみたらWebikeさんのサイトに解説記事がありました。
つまりバイクの場合、雨の高速道路での走行を考えると、
最低でも20000mm以上の耐水圧性能が必要とのこと。
そこから考えると今回使ったウェア類は防水を謳ってはいるものの、
町中の低速度域やツーリング中のちょっとした小雨程度が対象であり、
土砂降りの高速道路を数時間も走ることは想定外のようです。
■最新状況をチェック
そこで各メーカーのウェア類の防水機能がどうなのか?
府中の2りんんかんで調べてきました。
レインウェアコーナーにあるカッパなどは20000mmの防水機能を謳っていますが、
防水グローブは定量的な防水機能は表示されていません。
また防寒・防水を謳っているジャケットもチェックしましたが、
タイチ、ゴールドウィン、コミネ、アルパインスター…、
防水機能を数値で表しているモノはありませんでした。
■ワークマンがすごい!
今回調べた中でビックリしたのがワークマンのバイク用ウェア。
耐水機能が20000mm以上のパンツやジャケットが結構あるので、
次回はワークマン製のウェアを購入したいと思います。
皆さんもお手持ちのウェア類の防水機能を一度調べてみたらいかがでしょう。