■術後報告
先日、目の手術時の抜糸が終わり、
サングラスかけずに外出できるようになりました。
病理検査の結果はまだですが、
普通に生活できるのは助かりますね。
一応事後報告でした!
ここから本題です。
■25年前のDENONスピーカー
AVアンプの復活&コロナの自粛生活のため、
自宅で映画や音楽を聴く機会が増えたことが原因で
25年前のスピーカーの音が妙に気になりだしてきました。
DENON製のSC-E202という1996年モデルで、
当時は定価2万5千円と入門用の安いスピーカーです。
このスピーカー4本(フロントL/R、リアL/R)のうち、
ずっとフロントに使っていた2本のツイーターの劣化が酷く、
まともな高音が出なくなってきました。
一方でリア用に使っていた2本はそれほど劣化が酷くなく、
且つ年月が経ってもしっかりと良い音を出すので、
このままリアはこの2本を使い、
フロントスピーカーは入れ替えることにしました。
■Monitor Audioへ
いろんなものを売却して資金を作り(この辺は後日触れるかも)
Monitor Audio社のBronze 100-6Gというモデルのスピーカーを購入。
DENONと同じブックシェルフ型のスピーカーなのですがデカイ。
カミさんが「こんな大きなスピーカーは掃除のジャマ!」と怒られながら、
箱から出して新しいスピーカーを設置しました。
ちなみに入れ替え前のスピーカーはこんな感じでした。
さっそく箱から新しいスピーカーを出してサイズを比較してみました。
DENONのウーファーは145mmで標準的なブックシェルフのサイズ。
それに対しMonitor Audioのウーファーは200mm!!!
クロスオーバー値も2,200Hzと低音側に振った設定になってます。
そこでさっそく設置して音を聴き比べてみました。
■いざ音出し!
クイーン、クラプトン、ヴァンヘイレン、山下達郎、松田聖子、
をCD音源で聞いたのですが、
25年前のDENONのスピーカーの方が音の奥行と広がりが良く、
メッチャいい音出してます。
一方でMonitor Audioは各楽器の音が一つ一つしっかり聞き取れるのですが、
全体としての音質が少し硬く奥行が足りない感じがしました。
エージングが全くできてない、ということを差し引いても????。
そこでふと気づいたのがこちら。
これはジャンパーピンといってバイワイヤーのスピーカーについているもの。
こいつがわざと音質を落としているんじゃないか?と思うほど貧相なもの。
なのでこいつを外してバイアンプでスピーカーとアンプをつなぎます。
バイアンプとは、スピーカーのウーファーとツイーターを別電源で駆動させることで、
効率よくスピーカーを駆動させて音質の改善を図るもの。
ウチのAVアンプは7.1ch対応ですが、
センタースピーカーを除く4.1chで動かしており、
フロントハイ/サラウンドバックの出力は使っていないので、
この電源をツイーターに振り向けて設定します。
すると、キターーーーーー!
やっとまともに聞ける音質になりました。
上記でも書きましたがクロスオーバー値が低めなので、
結果としてツイーターが2,200Hzから30,000Hzという、
かなり広域をカバーすることになり、
専用電源でしっかり動かすことが前提のスピーカーのようですね。
と言ってみたものの・・・
この2020年モデルの8万円スピーカーが
この時点でもまだDENONのスピーカーに負けてます。
25年前の2万5千円のスピーカーですよ!
いや先ほども言いましたけど、
このスピーカーは楽器一つ一つの音は分離が良くて、
しっかりと鳴っているのが分かるのですが、
全体としてのツヤや奥行がまだ不十分。
一説によれば筐体振動板が金属でできたスピーカーの場合、
100時間以上のエージングが必要とのことで、
アルミ/マグネシウム合金の表面にセラミック硬化処理を施した
このスピーカーがまともな音を出すにはまだだいぶ先のようです。
とにかくこのGW中は音楽や映画三昧で、
スピーカーをガンガン活用したいと思います。