■バイクを元に戻します
バイク整備の作業で一番嫌いなのがコレ。
「このネジどこのだったかな~」
「この余った配線って何?」
「ここってどうやって付いてたのかなあ~」
とか、しまいにゃ、
「ネジが1カ所付いてなくてもバイクは走るさ!」
「爪ばかりで上手く入らん!」
「入らぬなら、入れてしまおう、ホトトギス」(爆)
など作業自体より考え込んでいる時間の方が長いような気がします。
まずは昨日朝のバイクの状態。
とにかくバラした時と逆の手順でパーツを取り付けます。
まずは簡単なマフラーから。
画像はありませんが、
1.新品のガスケットを付けて、
2.エキマニにマフラーパイプをつないで、
3.車体真下のフランジボルトを取り付ければ、
難なく組付け成功です。
次に問題のラジエターです。
とにかく取り外しの時に配線とダクトがじゃまで、
結構苦労しました。
取りはずしの時の画像ですが、下のクーリングファンのカプラーはすぐ外れましたが、
上の赤丸で囲んだカプラーはダクトが邪魔で手が入らず、
結局ダクトを外さないと取り外せませんでした。
ダクトを外した状態がコレ。
この状態でやっとラジエター上部のコネクター接続部分が見えてきて、
ごちゃごちゃしてる配線の取り付け状態が理解でき、
作業を前に進めることができました。
逆にこれらを正しく元に戻せるのか?
心配しても意味がないので、
腹を決めて作業再開です!
マニュアルを参照しながら取り外しと逆の手順で
部品を組み付けて行きます。
が、やはり問題発生!
ギィギィ音がしてラジエターが上手くハマりません。
四苦八苦しながら音の発生源を確認してみると、
クラッチケーブルが邪魔してました。
このクラッチケーブルがじゃまをしてました。
仮止めしたラジエターを一度取り外し、
上記V字部分にクラッチケーブルを通して、
上記2点と下1点の3カ所でボルト止めして、
なんとかラジエターを組付けできました。
その後はホースを取り付け、
冷却ファンのコネクターを接続して
何とかラジエターを取り付けできました!
この後は知恵の輪状態のサイドカウルを1時間ほどかけて取り付け、(爆)
やっと元に戻すことができました!
(サイドカウルの取り付けが複雑で爪が数カ所折れました)
■試走
マニュアルによるとエア抜きが終わったら試走して、
しっかりとエア抜きできたか確認しなさい、とあります。
ブレーキフルード、ラジエター液、エンジンオイル、
と油脂類すべてを交換したので、
液漏れ確認も兼ねて近所を試走することにしました。
とにかく一番重要なことは走り出してすぐに
ABSチェックランプが消えること!
これならABSのエア抜きができた、ということになります。
早速バイクを走らせるわけですが、
SC-Projcetが爆音過ぎて悠長に暖気できないため、
エンジンをかけてすぐにバイクを走らせます。
で、50m先の角を曲がってモニターを見たら・・・・・・
ABSチェックランプが、
消えてたー。
ヤッタ――(゚∀゚)――!!
何とか無事にエア抜きできました。
一部、中途半端なエア抜き作業となりましたが、
素人が英語のマニュアルを読んで、
四苦八苦しながらなんとか完了しました。
コメント欄にいろいろな示唆を頂いた皆様には本当に助かりました。
この場を借りて心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました!m(__)m
■ですが…
モニター画面にABSチェックランプが点かない問題は
依然として解決できていません。
なのでディーラーで理由を確認してみたいと思います。
理由が分かればブログでアップしますねー。