ブンデスリーグのフランクフルトでプレーする乾貴士が昨シーズンの王者ドルトムント戦でゴールを挙げ、3試合連続ゴールを記録した。
乾は今シーズンからフランクフルトに移籍したが、既にチームに欠かせない存在になっている。
技術やサッカーセンスについては高校時代から定評のあった選手だが、横浜マリノスでは出場機会がほとんど与えられなかった。
しかし早いうちにプレー機会を求めてセレッソ大阪に期限付き移籍したことが彼にとっては良かったと思う。
同世代の香川真司と出会ったことでお互いのプレーに大きな影響を与えたのではないだろうか。
J2時代ではあるが、2009年シーズンの香川・乾コンビの活躍は凄まじかった。
チーム総得点100点のうち、香川27点・乾20点と二人で約半数の得点を叩き出し、チームのJ1昇格へ大きく貢献したのだ。
J1の舞台でもこのコンビの活躍をもっと見たかったのだが、残念ながらシーズン途中に香川はドイツへ移籍してしまった。
しかしこの年に大分トリニータから清武が移籍してきていたことも大きかったと思う。
才能ある2人の選手とプレーしたことで、乾自身の才能もまた磨かれていったのではないだろうか。
今や日本代表に欠かせない存在の香川と清武に比べ、乾は代表になかなか呼ばれない。
彼らとポジションが被っていることも影響しているのだろうが、是非代表でのプレーも見てみたい選手の一人であることは間違いない。
しかし今シーズンの試合を数試合見た限りでは、試合中に消えてしまう時間帯が必ずあることが気にかかる。
その原因が乾自身にあるのかどうかは分からないがパスが回ってこないのだ。
もっと頻繁にパスを受けられるようになるにはもう少し時間が必要かもしれない。
このチームの中心選手となり攻守にわたる活躍を維持出来れば間違いなく日本代表として声がかかるだろう。
それほど遠い話ではないはずだ。