イラク戦勝利 | interbeckerのブログ

日本代表はブラジルW杯アジア最終予選のホームでのイラク戦に1-0で勝利した。


日本代表は香川と酒井宏樹が怪我のためベンチ外、代わりに清武と駒野が入り膝の痛みが伝えられた伊野波は先発出場した。


何より驚いたのはイラクの先発メンバーだ。

6月のオマーン戦先発メンバーから10人を入れ替えてきたのだ。

これはジーコの奇策なのかと思ったが、どうやらイラク国内情勢の影響もあって選手のコンディションに問題があったことが原因らしい。

仕方なく五輪代表(五輪には出場していない)チームを中心としたメンバーで臨むしかなかったようだ。


それでもこの若いイラク代表には苦しめられてしまった。

遠藤や本田に対するマンマークは予想していたが、長谷部に対してもマンマークを付けボールの出どころを潰し、吉田と伊野波を完全にフリーにするという極端な布陣を敷いてきたのだ。


さすがにここまでしてくることは選手達も予想していなかったようだ。

特にCBの二人は面食らっただろう。

何しろセンターライン付近までドリブルで持ち込んでもフリーの状態なのだ。

ところがボランチの二人と本田へのパスが完全に狙われていたために効果的なパスが出せず、裏へ抜け出す動きをした岡崎や長友へのロングフィードも精度を欠き攻撃の形が作れない。


日本がペースを掴めないまま前半15分ぐらいまでは完全にイラクのペースで試合が進んだ。

試合開始早々にはCKからフリーでヘディングシュートを打たれ決定的だと思われたが川島のファインセーブに救われた。

川島はその後カウンターからのシュートを防ぐのだが、テレビを観ていて思わず「届いたっ!!」と叫んでしまうほど素晴らしいセーブだった。


どちらかでも決められていれば本当に厄介な試合だったと思う。


前半25分に日本がスローインから「練習通り」の形で前田が得点を決めたことで大きく流れが日本へ傾いた。

先制したことによる余裕もあったと思うが、ベンチからの指示も的確で遠藤と長谷部が攻撃の起点になれなかった為にサイドを起点とした攻撃へとシフトしたことでマンマークされた状況を打開出来るようになってきたのだ。

特に後半に入ってからは左サイドの長友が縦横無尽に駆け回り多くのチャンスを演出した。


残念ながら相手GKのファインセーブもあり追加点は奪えながったが、危なげない試合運びが出来たと思う。


とにかく結果が求められた試合で勝利し勝ち点3を得たのだから文句のつけようがない。

決定力不足という何年も前からの課題は相変わらずだが、今の日本代表には勝ちきるという強さが備わっている。


同じグループのライバルであるオーストラリアがアウェーでヨルダンに敗れ未だ未勝利のまま苦しんでいる。

出来れば来年3月に行われるアウェーのヨルダン戦あたりで1位突破を決めてもらいたい。