現在日本で開催されている「U-20女子W杯」の日本対ニュージーランド戦を観るために宮城スタジアムへ行ってきた。
この世代の試合は初めて見たのだが、個々の選手の技術が高いことに驚いた。
しかしチームとして見た時に、その技術を活かしたパス交換であったり連動する動きについてはあまり見られなかったので、もったいないなというのが正直な感想だ。
これだけの技術があればもっと中央を使ったシンプルなワンツーであったり、一旦トップの選手に預けて自ら裏へ抜け出すようなプレーも出来るはずなのだが、そういったチャレンジが見られなかったのが残念だ。
ニュージーランドは早々に2点取ったことでゴール前を固めて守りに入っていた。
そのためサイドについては簡単にボールを持たせてくれた。
結果としてこのことが日本の攻撃に悪影響を与えたような気がする。
左右のサイドハーフの選手が常にフリーの状態だった為、DFラインやボランチの選手からのボールが中央をあまり経由することなく最初からサイドに流れることが多くなった。
早く追いつきたい気持ちは分かるが、全体的に攻め急いでしまい、サイド攻撃のみに活路を見出そうとしすぎたのではないだろうか。
また、ここでの問題はサイドハーフの選手がボールを持った時のフォローの動きが無いことだ。
サイドバックの選手との連携は時折見られたが、2列目やボランチ2枚のどちらかがフォローに行かなければ孤立してしまうし、実際孤立するシーンも多々見られた。
それでも技術があるので1対1を仕掛けたりクロスを上げたりして頑張ってはいたのだが、相手から見れば単調な攻撃なので対処しやすい。
やはり多少のリスクはあっても中央を使いながらサイドに展開した方がチャンスにはなりやすい。
若いチームなので課題は多いが、ミドルシュートへの意識の高さは評価出来る。
他のカテゴリーの日本代表に見習って欲しいくらいだ。
せっかくの地元開催なのだから優勝目指して頑張って欲しい。
それだけのスキルは持ち合わせていると思う。