【氷雨】

何気ない日常に 生き甲斐もなくして
思い出すのは 部屋を飛び出した 遥か昔のこと
やりきれぬ痛みだけで 街を走り廻る
終わりかけの煙草を握りしめる

「止まらず前を見続けろ」独り自分に投げかける
詰まらない言葉だけが 人を殺し苦しめる
汚い嘘だらけ 毎日に気がつく
俺は何を信じれば救われるの?

手を伸ばした君 空よりも高く 俺を見下ろす月は丸く
凛を背負い俺に話しかけた 「生きろ 生きろ 生きろ」

真実だけを俺にくれ 悲しみの雨よ俺に降れ 汚くとも儚くも強く
強くなれる力を俺にくれ どうか生きる力を俺にくれ 罪も罰も報いも受けるから

何一つ ただ一つ 生き続けることが怖くて
人の中 目を逸らすことだけはできなかった
ふと見上げた冬の空 ムカつく程 綺麗な
月を睨み俺は唾を吐くよ

手を伸ばした君 空よりも高く 俺を見下ろす月が光る
闇を染め俺に問いかける 「何を見る」

真実だけを俺にくれ 悲しみの雨よ俺に降れ 汚くとも儚くも強く
強くなれる力を俺にくれ どうか生きる力を俺にくれ 強く
真実だけを俺にくれ 悲しみの雨よ俺に降れ 汚くとも儚くも強く
強くなれる力を俺にくれ どうか生きる力を俺にくれ 罪も罰も報いも受けるから