“青幻の果て”

「月が帰る場所を見つけた頃に、きみのことを夢で見ていた。
色、遺漏空に神の頬の下で、1人の少女がただ泣いていた。


滅び逝き道誘え、華を魂の生き先を。
呼御の肌色知る咲を、この身に。
二人、二人の民を。
きみの想いを。
もの納、句切ったあなたの言葉。
忘れた稔りを身を。

打ち抜く術を見つけられぬ、小さな側を。
誰とともに王越す誰を、見つけゆくべを。


 隣ばかりを翠の空で、君の記憶を。
 光に遣い光に牙を、絶え泣いと。

 隣ばかり見ていた土の下で、生き抜けばいいの。
 きみに何かできる術を、探していた。

 光に泣いた君の静寂に、色とりどりの夕陽が裂いた。
 君の気持ちも消えて終うよ、きっといつか君とまた出逢える日まで。」





自分の力じゃどうにもできないことに挑んでいくことを勇気って呼ぶんだろ?