ライブインタラクション®コーチのまぁこです。
前回の続き、ライブインタラクションの3要素うち、ヒューマンネイチャーです。
ヒューマンネイチャー(人間の本質)とは何か?
「マグロは泳ぎ続けないと死んじゃう」って聞いたことありますよね。
私も聞いたことはあったけど、改めてなんでだろう?と思って調べたら、
呼吸するためとか、沈まないためとか。生死に関わることだったんですね
つまり、「マグロ」ネイチャーは常に動き続けるって事みたい。
じゃぁ、人間にとって生死に関わりそうなことって何?
人間にとって生死に関わりそうなこと
京都大学 霊長類研究所の研究成果が興味深いんです。
(初期人類への最初の一歩:なぜわれわれの祖先は二足歩行になったのか、チンパンジー研究から解明されたこと — 京都大学
www.kyoto-u.ac.jp)から
ある資源、とくにその資源に限りがあるときや、その貴重な資源にいつ再度でくわすかわからないようなときに、独占しようとして二足で立って持ち歩く。手が自由になる分だけたくさん持ち運べるからだ。
われわれ人類の初期の祖先にとって、気候変動と急速な環境変化によって、予測できない貴重な資源に遭遇することが多くなったと考えられる。そのとき直立二足歩行するもののほうが得だった。1回の運搬でより多くを運ぶためには、形態学的な変化をともなったもののほうが有利に働いた。こうして、直立二足歩行をする選択圧が働くようになった。世代を重ねていく中で、直立二足歩行が常態化していったと考えられる。
私たち、人間の祖先であるクロマニョン人が現れたのが約5万年前。世界4大古代文明が紀元前3000~1500年前から。そうやって考えると、人間は4万年以上原始社会で生活してきたのですね。
それが進化というか、環境への適合という形で遺伝子変異が起こり、人間の本質を形成していく壮大な歴史の記録が私たちの身体に刻み付けられているわけです。
まずは生理的欲求
よく知られるマズローの欲求段階説もまず「生理的欲求(Wikipediaからお借りしました)」が第1段階目にありますね。
生命を維持するための本能的な欲求で、食事・睡眠・排泄など。極端なまでに生活のあらゆるものを失った人間は、生理的欲求が他のどの欲求よりも最も主要な動機付けとなる。一般的な動物がこのレベルを超えることはほとんどない。しかし、人間にとってこの欲求しか見られないほどの状況は一般的ではないため、通常の健康な人間は即座に次のレベルである安全の欲求が出現する。性的欲求もこの段階に含まれるが、交際相手・配偶者の存在は「社会欲求」・相手から愛されるのは「承認の欲求」に含まれる。女性にとっては高所得・資産家男性と結婚することは、お金の力によって「安全の欲求」が満たされるし、それによる優雅な生活・良い教育(優秀な子供)は「承認の欲求」も満たしてくれる。
原始社会が長かったのでその情報は遺伝子に組み込まれえているけれども、現時点での人間社会では次の段階に登っているわけですね。
ちょっと長くなったので、続きはまた。
