翠星のガルガンティア
2013年 9位
あらすじ
宇宙(そら)から来た少年、船団都市(ガルガンティア)と出会う
遠い未来表面のほとんどを大洋に覆われた星、地球
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評価
・久々にSFらしいSFだった。青春SF、という感じかな。いろいろな伏線が最後にはひとつに収束し、物語の端々に隠されたメッセージが全容を現す。見事としか言いようがない。
・忘れた頃にやってきたジュブナイル作品。同期に3作ものオリジナルロボットアニメが放送されるというまるで80年代のような(当時は3つどころではなかったが)状況に歓喜したのもつかの間、論評に値するのが本作だけだった~これも実に80年代的~だけに、本作のみが1クール作だったのが本当に口惜しい。
・謝肉祭ではちょっとセックスアピール過度な表現もありましたけど、健康的に表現されていて不快感はなく、いつか子どもにも見せたいと思う一作になりました。 SFおとぎ話、といった風味の良作です。
・設定が多い弊害か消化不良な部分が多々。終盤の展開にエイミー含めガルガンティアメンバーが空気
・作画の綺麗さと雰囲気に惹かれたのが最初。レドとチェインバーというロボットがガルガンティアに降りてきてそこで住む人達との和解から交流を経てのレドの変化と成長が丁寧に描かれて面白かったそしてチェインバーの無機質な物言いからもお茶目な部分が覗かせるように見せたのも良かった。このこともあって序盤から中盤の展開は最高の出来でした。
・チェインバーの最終回がすごくよかった! ロボットに意思が宿るんだな…と。序盤辺りは焼肉を焼くのに使われてたのに…w ・個人的には4月スタートの作品の中では&今年現時点までの作品の中では最高峰褒めすぎかもしれないが、年に1本有るか無いかといった程の出来栄え、見終わったからとさっさとHDDから消したのを後悔したレベル
・お話のあらすじとしては、昔ながらのSFジュブナイルによくありそうな話で悪くはありません。私はこういうお話は結構好きな方です。雰囲気としては、ハリウッド映画「ウォーターワールド」の世界に、ハインラインのSF小説「宇宙の戦士」の兵士が紛れこんだら、みたいな感じです。それまで単一の目的、戦うことでしか自己の存在意義を認識していなかった主人公が異世界に漂着することによって、カルチャーギャップに直面しつつも他の価値観やそれまでとは違う自己を発見し始めるようになる。というお話はSFとしてはよくあります。
・昨今、ロボットアニメの数は減少し、1クールの中に一つあればいい方。そんな中、今期は三作ものロボアニがスタートした珍しい事例だったと思う。 本作はまどマギを手がけた虚淵さんの脚本とあって視聴前の期待値は№1でした。いざ見てみると、ロボはあくまでも作品を構成する一要素にすぎず、全体を通してみると、ロボアニメというよりSF作品の毛強が強かった。
・素直に面白かったです。尺が短い中、十分に描ききれない点もあったが、満足の出来る作品でした。 プロローグから戦闘を中心としたロボットSF物かと思えば、異文化交流を描いたSF作品仕立てとは思いもよりませんでした。虚淵玄氏が脚本を描く意味では、まどマギのような絶望的な状況で幕を閉じる展開もあるかなと思いましたが、意外にもあっさりとしたラストであった。
・単純に好みを述べさせて貰えば、毎週放映を楽しみにしていたし非常に好き。キャラデザは好みだったし(終盤キャラ画が著しく崩れた回はあったものの)、背景も美しく画的にも堪能出来た。また、序盤のレドとガルガンティアの邂逅の展開はゆっくりしたものでしたが、緩慢と言うよりもじっくり丁寧に世界観を見せてくれたという印象があり(ED映像の印象もあって「サジタリウス」とか「ナディア」など、懐かしい作品を思い出してしまった)、視聴者が咀嚼しながら楽しめる作品となっていたように思います。