放浪息子
2011年 1位
総合 656位
あらすじ
「女の子になりたい男の子」
二鳥修一は、転校先の小学校で背が高くてかっこいい女の子、高槻よしのと出会う。
そんなよしのも「男の子になりたい女の子」で、時々男装して遠くの街へ出かけていることを修一に告白する。
それをきっかけに二人はお互いの秘密を共有し、近い存在になっていく。
- 放浪息子 (1) (BEAM COMIX)/志村 貴子
- ¥651
- Amazon.co.jp
- 評価
- ・淡い水彩画のような一風変わった作風ですがこの作品に一番あっている作風だと思いました。何より独特の感性を持ったキャラクター達が悩んだり喜んだりと心情の移り変わりが良く分かります。またそのキャラクター達のキャスティングもばっちりだと思いました。主題かも良く何より一話一話の終わり方がとても後をひきます。
- ・セクシャリティを主題に扱った作品なので、お堅い話ではないかと躊躇する事もあると思いますが、実際見るとそんな重苦しい話ではないので、多くの人が楽しめると思います。人を選ぶアニメという意見もありますが、自分はあまりそんな印象は受けませんでした。
- ・毎回のEDに入る引き方とED曲。歩いていく修一をラストシーンで自分の「同志」である「よしのが修一を待っていてくれる」という画像。作品の余韻に浸らせる秀逸な終わり方。女装する男の子をコメディでなく、初めて真面目なテーマで扱った点。水彩画を思わせる美麗な映像。
- ・「女の子のような男の子」と「男の子のような女の子」。男女の身体と心が入れ替わるような話はこれまでにも多々あっただろうが、肉体と心の性の不一致を扱った作品は珍しい。しかもコメディ的な空気は皆無で、極めて真面目かつ丁寧な作風で終始一貫する。
- ・子供以上少年少女未満。心も体も発展途上で確かな物が何にも無い、そんな彼ら彼女らの物語。「まどか☆マギカ」中断により10年度最終期ダントツの完成度を見せ付けてくれた。
- ・アニメでは「修一」達の小学生部分の話が丸々カットされているそうで、たしかに想像するだけで話がうまく繋がらない部分もあったし、2クールかけてじっくり見たかったような気もしますね。とはいえ、全体に雰囲気と流れを重視した、心地よい感じの作品ではあったと思います。
- ・思ったより良い作品になった。アニメなりの無難な解釈。これは1クールでならかなり良い締めだと思います。
佐々ちゃんと、千葉さんは良い。
- ・序盤は雰囲気だけ?と思っていましたが、徐々に面白くなりました。中学生と言うと子供から大人になり始める頃だと思いますが、その独特の葛藤が上手く表現されていたと思います。