ダブルアーツ
2008年 3位
総合 60位
想定外の高いランキング
設定にキツイ縛りがあるので、これをどうやって進めるかに興味がいったが、けっこう微妙想定の範囲内だった
あらすじ
トロイと言う病気に犯されてしまった少女エルーと、トロイという病気に感染しない体を持った少年キリの物語。
- ダブルアーツ 1 (ジャンプコミックス)/古味 直志
- Amazon.co.jp
評価
・連載当時なんだかんだではまった漫画です。それなりに面白いと思いましたよ。打ち切りにならなければ名作になっていたかもしれない・・・
・【悪い点】テンポが遅い。終わらせかたが微妙だった
・当初そこそこプッシュされていましたが、伏線を回収しきれず終わってしまったのが残念な作品でした。連載時は打ち切りは仕方ないと思っていましたが、今見ると惜しい作品だった気がします。
・好きなところも嫌いなところも同じくらいありましたが、なんとなく読めてしまう作品でした。連載始める前から読み切りなどで知っていましたので期待はしていたんですけど、ちょっとフットワークが重かったかもしれません。インパクトが弱くて週刊向けではなかったのというのと自分だけの世界を広げすぎてしまったところが悪かったのでしょうか。
・自分と手をつないだ人数の分だけ、握力が相乗する能力を持つ主人公と、触れるだけで感染する毒(?)に感染したヒロインが力を合わせて戦う物語。キャラの設定には目をみはるものがあっただけに、早期打切りは勿体無いと思った作品。まぁ、主人公がチートすぎるからなー。
・個人的にはぬらりひょんの孫より面白いと思います。
・連載を続けるにあたり、絵や細かい心理描写、さらには話の区切りの付け方に技量が追いつけなかった印象。これらの問題に加えて、作品キーワードの小出しや説明ができず、複合的なダメージになって人気が急降下した様な気がする。とにかく、才能があると編集に思われれば極端にプッシュされる方針が裏目に出てし
まったのが残念。
・話は寄り道がやや多いが、耐えられないほど遅いとは感じられない。人気が出なかったのは敵組織「ガゼル」の意図を序盤で明かさず煮え切らなかった事、早い段階で敵役の魅力が引き出せなかった事。病気設定が「からくりサーカス」のような強力な先行作があり、フォロワー的なイメージが強かった事が理由ではないかと思う。もうちょっと我慢して連載していれば化けたような気がしてならない。