来シーズンよりアストンマーティンF1チームとして参戦するレーシングポイントは、フェラーリを今シーズンで離脱することを発表している4度の世界王者であるセバスチャン・ベッテルが加入することを発表した。
契約は複数年であることを公表しているので、最低でもレギュレーションが大きく変化する2022年もベッテルは参戦することになりそうである。
今年のレーシングポイントのマシンは2019年のメルセデスAMGに酷似しているということで、ピンクメルセデスと揶揄されていたのであるが、ブレーキダクトの問題ではFIAがリステッドパーツの違法ということで裁定を下している。
ベッテルの加入によってチームから放出されるのは、セルジオ・ペレスということになった。
ペレスはチームから放出されることを通知されたのは発表の当日だったという事で、驚いたといったコメントを発表している。
来シーズンのF1シートはダニエル・リカルドのマクラーレン移籍によって玉突きのように移籍が発生している状況だ。
今度はレーシングポイントからはじき出されたペレスがどのチームに加入するかが焦点になってくると思うが、来年のシートで空いているのはアルファロメオとハースのシートくらいしか存在していないということで、ペレスにとってはF1に残るだけでも大変な交渉が待っていると言えるだろう。
なにしろアルファロメオとハースはフェラーリのBチームともいえる存在であるだけに、F2より有望な若手がスーパーライセンスを獲得した場合には、若手育成の観点からも若手を優先する可能性があるからだ。
既にアルファロメオにはミック・シューマッハーが乗ることが確実とも言われているだけに、ペレスは厳しい交渉を覚悟しなければいけないだろう。
ペレスの速さに加えて、ペレスのスポンサーであるカルロス・スリムの資金力に魅力を感じるのであれば、ペレスを獲得することは下位チームにとっては魅力的となるのではないだろうか。