フェラーリはラインナップの中で唯一の4人乗りであるGTC4ルッソのターボバージョンの発売を開始した。

 

車名は単純でGTC4ルッソTということになる。

 

これまでフェラーリのフロントエンジンモデルは基本的にV12エンジンが搭載されていたのであるが、エントリーモデルとしてカリフォルニアが登場していこうはヒエラルキーの変化が訪れたのか、ついにファミリー用のGTC4ルッソTのようなV8ターボモデルも発売されることになった。

 

V8ターボエンジンを使用するフェラーリはカリフォルニアTと488GTBと既に存在しているが、GTC4ルッソも排気量はそれらと同じ。

 

ただしチューニングの具合でパワーはピュアスポーツの488GTBの670馬力と比較して低く設定されており、610馬力にまで抑えられている。

 

ただしトルクは77.5㎏を発生するので、V12モデルのGTC4ルッソよりも発信加速は間違いなく力強くなっているはずである。

 

フェラーリとしてはV8エンジンにダウンサイジングすることで、燃費や税金も考慮して日常的に使用しやすい車であることをアピールしたいようである。

 

価格は2970万円。

 

GTC4ルッソTのデザインから考えるにライバルはシューティングブレークであると思うので、新型ポルシェ・パナメーラ・スポーツツーリスモやメルセデスAMG・CLS63あたりがライバルになるのかもしれない。

 

ただフェラーリは4人乗りであっても4ドアモデルは絶対に製造しないということなので、乗員の利便性を優先するユーザーはオーナーになることはないのだろうと思われる。

 

あくまでもスーパーカーのフェラーリなのに4人でも移動できることがあるという事実がGTC4ルッソシリーズには重要な価値なのだと強く思う。