世界王者ニコ・ロズベルグの突然の引退発表により大騒ぎとなったメルセデスAMGのシート争いだがようやく決着となったようである。
メルセデスパワーユニットを使用するウィリアムズからバルテッリ・ボッタスを引き抜くことで決着した。
ウィリアムズはボッタスを引き抜かせた代償としてメルセデスから大幅なパワーユニット使用代金の割引などを勝ち取ったものと思われる。
もしかしたらメルセデスAMGだけが使用可能なモードもウィリアムズでは使用可能にしてもらっている可能性もあるだろう。
このワークス仕様パワーユニットとカスタマー仕様パワーユニットの差に関しては以前にフェリペ・マッサが発言していたので、ほぼ間違いなく存在すると思われるだけに、今年のウィリアムズは速くなるかもしれない。
ボッタスが抜けたウィリアムズはなんとか頼み込んでフェリペ・マッサに引退を撤回してもらったようで、18歳のストロールの教育係には最適な人材を確保できたとも言えるだろう。
当初は昇格するのではないかと思われていたメルセデスAMG育成ドライバーのパスカル・ヴェアレインは最終的にはザウバーへの移籍が発表されることになった。
ザウバーは現在はメルセデスパワーユニットを使用するわけではないが、ヴェアレインをF1シートに残すことに貢献したことで、いずれはメルセデスパワーユニットを使用することになるような気がする。
ボッタスとマッサとヴェアレインの発表で既存チームのシートは埋まった。
残るは生き残りの期限が1月末まで延ばされたマノーの行方次第であるが、さてマノーが若手のデビューの場として生き残るかそれとも消えるかで今後のF1デビューの道が広くなるか狭くなるかが意外と左右されるような気がする。