今シーズンでF1からの引退を発表していたフェリペ・マッサの引退撤回が現実になりそうである。

 

マッサが引退を撤回してウィリアムズで走るとなると、バルテッリ・ボッタスがニコ・ロズベルグの後任としてメルセデスAMGに加入することになるだろう。

 

本来であればウィリアムズはボッタスをメルセデスAMGに渡したくはなかったのであろうが、ボッタス移籍に伴ってメルセデスAMGからパワーユニットの割引が可能になるなど、資金面ではワークスチームと違い限界のあるプライベーターにとっては魅力的な選択肢となったのであろうことは想像に難くない。

 

ウィリアムズとメルセデスAMGではエンジニアの移動にもいろいろとかかわりがあるようだ。

 

まずはウィリアムズはパット・シモンズが離脱し、メルセデスAMGではパディ・ロウが離脱した。

 

さらにはフェラーリからはジェームス・アリソンが離脱している。

 

パティ・ロウはどうもシモンズの後任としてウィリアムズ加入が決定的となっており、イギリスでの仕事を望むアリソンはメルセデスAMGに加入するのではないかと言われている。

 

シモンズの行先もメルセデスAMGではないかともいわれているが、主要なエンジニアが複数存在してもチーム間で対立してしまう可能性があるだけに、アリソン獲得が成功したのであれば、シモンズはメルセデスAMGに加入することはないのではないかと考えている。

 

メルセデスAMGとウィリアムズのボッタス移籍は決着しそうであるが、気になるのはマッサのモチベーションだろう。

 

一度完全にF1からは引退すると発表してしまったマッサがどの程度のモチベーションで来シーズン走ることができるのかには注目だ。

 

ウィリアムズはもう1人のドライバーとしてルーキーの18歳ランス・ストロールを起用するだけにマッサがストロールの教育役として機能してくれないと困るとは思っているだろう。

 

ロズベルグが離脱した当初は私はフェルナンド・アロンソやセバスチャン・ベッテルといったチャンピオン経験者が所属チームに違約金を支払ってでも移籍するのではないかと思っていたのであるが、メルセデスAMGは最終的にはルイス・ハミルトンとの相性も考慮したうえで対立する可能性が低いと思われるボッタスを選択したのではないかと思われる。

 

完全にボッタスが発表されるのは年明けになるとは思われるが、楽しみになってきたことだけは確かである。