現在のF1で最も重要なマシンのコンポーネントであるパワーユニット。

1.6リッターのターボエンジンにERSと言われる回生システムを組み合わせて800馬力程度のマシンになっている。

市販車でよく話題になるパワーウェイトレシオはマシンが800㎏以下なので1を切る凄まじさ。

さてそのパワーユニットは現在は厳しく開発が制限されている。

このため今年からマクラーレンに供給しているホンダは大幅な改良をシーズン中に行うことが不可能となり、開幕戦で決まった序列がそのまま最終戦まで継続してしまうという現象が続いていた。

FIAに関してもこの部分にはどうにかしないといけないとは思っていたようで、来年はシーズン中のパワーユニットの開発が認められることになったようである。

とはいうものの、今年導入されたトークン制は継続されるようで32トークンの中であればいくら開発しても構わないということになるようだ。

後はワークスチームとして喜ばしいのは1年落ちのパワーユニットを供給することが許可されたということだろうか。

今年のレギュレーションであるとメーカーはすべての供給チームに同スペックのパワーユニットを供給しなければならないとされている。

だが本当に同スペックのものが供給されているかどうかは怪しいもの。

1年落ちのパワーユニット供給が許されたことで問題となっているレッドブルの撤退問題にも進展があるのかもしれない。

ただ頑なにワークス待遇を望むレッドブルが1年落ちのユニットで我慢するかどうかは微妙といえるが。

ホンダにとっては開発したいのにできないもどかしい今シーズンの状態は解放されそうだ。

とはいうもののシーズン最初にある程度戦力になるものを開発していないと追いつくのはかなり大変なことは事実。