来年のパワーユニットがいまだに決定せずにチーム存続が不確定になりつつあるレッドブル系の2チーム。

本家のインフィニティ・レッドブル・レーシングはメルセデスAMGからはすでにパワーユニット供給を拒否され、フェラーリにも供給してもいいけど1年落ちならねと、あくまでもワークス待遇を求めるレッドブルとしては1カスタマーに落とされるフェラーリの要求は飲めないだろう。

残すは現行のルノーとホンダになるのだが。

ホンダに関してはマクラーレンが完全にホンダワークスとして活動しているだけに、ワークス待遇でのレッドブルへの供給は自らのチームの意義が無くなる可能性のあるマクラーレンは拒否するだろう。

ルノーに関してもレッドブルに今まで言いたい放題言われながらも来年もサプライヤーとして供給するのは拒否するものと思われる。

これまでに書いてきたようにレッドブルは完全に身動きが取れない状況と言える。

もはや撤退か自社でパワーユニットを開発するしかないのではと言う感じ。

VWグループのディーゼルエンジン偽装騒動が発生するまでは、もしかしたら来年からVWグループが何かのブランドを使用してレッドブルにパワーユニットを供給する計画があったのかもしれないとも思う。

そうでなければ来年のパワーユニットが確保できない状況でレッドブルのモータースポーツコンサルタントであるヘルムート・マルコ博士やチーム代表のクリスチャン・ホーナーのルノーへのあそこまでの文句は発生しないと思うからだ。

だがVWグループがやらかした世界的な詐欺行為によりVWグループがF1という年間数百億円の費用がかかるものへの支出を監査役会が拒否したのではないだろうか。

これにより来年の保証がなくなったレッドブルがあわただしくなったと考えるとすべてが納得がいくのである。

ロシアGPのFP3の放送でジャーナリストの川井氏がルノーはレッドブルが撤退するのを待って多くのリソースを保有するチームを安く買いたたくつもりではないかというコメントをしていた。

たしかに予算が火の車のロータスよりもチームが安定しているレッドブルを買収してワークスチームとして活動した方が成績が早く出せる可能性が高い。

F1は残り4戦。

アメリカGPまでの2週間でどのような動きがあるだろうか??

来年のレギュレーションに合わせたマシンを開発するためにもそろそろパワーユニットの決定は時間的に限界になりつつあるので早急に結論が出るのではと思っている。

レッドブルの総帥であるディートリッヒ・マテシッツの決断やいかに??