排気ガス不正操作で揺れるドイツのフォルクスワーゲングループはグループの新CEOに子会社であるポルシェのCEOであるマティアス・ミューラー氏が就任することを発表した。

ポルシェのCEOはミューラー氏の後任が決定されるまではミューラー氏が兼任することになるということだ。

ミューラー氏は元々アウディからVWグループでの仕事を始めており、ポルシェへと移籍して今回VWグループのトップへと就任することになった。

VWとポルシェは創業当時はピエヒ家とポルシェ家が創業しており、元々家族のようなものである。

ヴィンターコルン前会長の前にVWグループを指揮していたのはポルシェの創業者であるフェルディナント・ポルシェ氏の孫であるフェルディナント・ピエヒ氏である。

ピエヒ氏の就任後にVWグループは一気に巨大化したことは自動車に注目している人にはご存じのことだろう。

次々とブランドを買収し、今やVWグループが抱えるブランドは

フォルクスワーゲン(ドイツ)
アウディ(ドイツ)
ポルシェ(ドイツ)
ベントレー(イギリス)
ブガッティ(フランス)
セアト(スペイン)
シュコダ(チェコ)
ランボルギーニ(イタリア)
ドゥカティ(イタリア)

と多国籍なブランドで大衆車から超高級車にスーパーカーまで幅広く製造している。

グループ化によりプラットフォームは共通化されており、その共通化はスーパーカーにも及ぶ。

例えばランボルギーニのウラカンとアウディR8はトランスミッションにV10エンジンからシャシーまでほぼ同じ。

違うのはデザインや走りに対する国による国民性など。

さてスポーツカーメーカーのポルシェのCEOであったミューラー氏がさまざまなブランドを抱えるVWグループをどのように指揮していくか注目だ。

あまりにもひどいようだと大株主であるピエヒ家とポルシェ家から解任要求されてしまいそうなだけになかなか大変そう。